出版社内容情報
地上から誰一人いなくなった未来の地球。しかし、生命は死に絶えていなかった――
獰猛な巨大イカやキリンのような鳥、空を滑るように飛ぶオオムカデ、凶暴なウニなど、未来の海、森、砂漠に棲息する驚愕のクリーチャーたち。
古生物学者とCGクリエイターがタッグを組み、科学的イマジネーションを駆使して生まれた、進化を遂げたハイクオリティCGと臨場感あふれるストーリーが織りなす壮大な知的SFエンターテインメント。
【本書に登場する未来生物 全20種】
発光する潜水服「ステゴイクチス・ルミノスス」
深海の巨大なオタマジャクシ「ベントギリヌス・ギガンテウス」
頭足類の皇帝「ロンボセピア・インペラトール」
魚竜のようなペンギン「ネオピゴセリス・デンタトゥス」
推進するウミツバメ「プロペロネクテス・ブリアーニ」
曲芸飛行をするコウモリ「ヴェロキプテルス・アクロバトゥス」
巨大な空の影「ギガプテルス・トロポスフェルス」
新種のダチョウ「ストルティオプス・フィリプクディクキ」
未来のクサシギ「トリンガプテルス」
殺し屋のウニ「ネオキダリス・シュワルツェネッゲリ」
カラフルで巨大なカモ「ハドロルニス・ラエトゥス」
肉食恐竜のようなオウム「ティラノルニス・レックス」
滑るように飛ぶオオムカデ「スコロペンドラ・ヴォラン」
キリンのような鳥「ジラフォルニス・ヴァンダイキ」
死の翼「ネクロプテリス・ギゲリ」
未来の卵食い「ネオヴィラプトル・ブレヴィリンクス」
夜の吸血鬼「ノスフェラポダ・キンスキー」
地中に暮らす鳥「タルピドルニス・セシャニ」
進化したトウダイグサ「ネオフォルビア・ウェルシ」
頭に羽のついたハチドリ「コッシマ・マニフィセンス」
内容説明
肉食恐竜のようなオウム!?巨大なオタマジャクシ!?驚きのクリーチャー全20種が登場。進化を遂げたハイクオリティCGと臨場感あふれるストーリーが織りなす、壮大な知的SFエンターテインメント。
目次
第1章 未来の海(未来の海の袋;深海に潜る ほか)
第2章 マングローブの林(見捨てられた海岸で;嵐のあとの静けさ ほか)
第3章 新しい大陸(冥界の巨大なオウム;草のなかでかくれんぼ ほか)
第4章 未来の取扱説明書(プレートテクトニクス;地球の暑さと寒さ ほか)
著者等紹介
ブレー,マルク[ブレー,マルク] [Boulay,Marc]
CGアーティスト、動物造形家。優れた展示技術を持つクリエイターに与えられるフランスの博物館展示技術革新賞を受賞。ドキュメンタリーやフィクションなど数多くの映像作品、IMAX映画の製作にも関わっている
ステイエ,セバスティアン[ステイエ,セバスティアン] [Steyer,Sebastien]
古生物学者。フランスの国立科学研究センター(CNRS)、国立自然史博物館で研究に従事する。化石を求めて世界各地を飛び回るほか、さまざまな科学雑誌やSF雑誌に寄稿している
森健人[モリケント]
国立科学博物館動物研究部支援研究員。理学博士。東京大学理学系研究科博士課程卒。剥製や骨格標本作成の基礎となる解剖学的知見の蓄積を進めるほか、博物館標本の3Dモデル化を進めている
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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KAZOO
クリママ
たくや
Koichiro Minematsu
5〇5