出版社内容情報
私たちはふだん歩いているとき、
足のどこをどう使っているかなんて、
意識していませんよね。
でも、人間の赤ちゃんがハイハイを始めてから、
ひとりで歩けるようになるまでを思えばわかるように、
じつは2本の足で歩くというのは、
高度なバランスのコントロールを要する
複雑な運動なのです。
足の基本的な役割は、体を支え、移動すること。
その点、動物の足には似ているところがありますが、
二本足でまっすぐに立って歩くのは人間だけ。
人間の足の独自のしくみによって
実現されている動きなのです。
私たちにとって当たり前の
「歩く」という動作ひとつにも、
現在の人類へつながる
進化の物語がたくさんひそんでいます。
足のつくりや動きをくわしく見ていくと、
「第二の心臓」「第二の脳」といわれるような、
意外な働きにも驚かされます。
動物たちの足にも、さまざまなタイプがあります。
つま先立ちのようにして歩く足や、ひづめで歩く足、
水かきがある足、枝をつかむのが得意な足……
それぞれがすんでいる環境や
生活に合わせて進化してきました。
なかには、すごいスピードで走ったり、
ジャンプしたり、木のぼりやキックが得意だったり、
びっくりするような足わざをもつ動物も!
足の違いに注目してみると、
動物たちの暮らしや、
生き抜くための進化の歴史も見えてきます。
また、世界や日本のはきものの歴史、
義足やロボットの歩行の進歩、
足の動きに特徴ある世界のダンスなど、
足にまつわる歴史・文化の話題もいろいろ。
さらには、足のケアやトラブル対策から、歩き方、
足に合ったくつの選び方、
健康のためのウォーキングなど、
ふだんの生活に役立つ、
家族にも教えたくなる知識がいっぱいです。
読み進めるうちに、
自分の足に「えらい!」と言ってあげたくなったり、
誰かに話したくなったりすることが、
きっとたくさん出てくるはず!
本書はカラフルなイラストや写真を用いながら、
足のしくみや役割、
さまざまな動物の足のふしぎについて、
人体、動物学、歴史、文化、社会など、
関連するさまざまなトピックで
簡明に解説していきます。
7~9歳以上のかた向けですが、
中高生や大人でも十分に発見のある、
知識本的内容になっています。
【目次】
◆歩くってすごい!
◆足のつくり
◆足の指のふしぎ
◆動く、支える、感じ取る
◆動物たちの歩き方比べ
◆人間の足とサルの足
◆イヌの足とネコの足
◆ウマの足とウシの足
◆水かきがある動物の足
◆暮らし方で形が違う鳥の足
◆足が6本、8本、10本ある動物は?
◆スピード足対決
◆ジャンプ足対決
◆木のぼり足対決
◆キック足対決
◆長いツメ足対決
◆水中足対決
◆足の数対決
◆こんな特技をもつ足も
◆世界の変わったはきもの
◆日本のはきもの・歩行の歴史
◆義足とロボット歩行の進化
◆足に注目! 世界のダンス
◆足にまつわる言葉
◆足を守るセルフケア
◆歩き方とバランス
◆くつ選びのコツ
◆足を鍛えると長生きできる?



