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ホスピスのこころを語る―音楽が拓くスピリチュアルケア

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422410746
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C0047

内容説明

“スピリチュアルケア”とは何かを語りましょう―。第一線で活躍するふたりが、ホスピスにおける音楽の役割、癒しはホントウか、とことん語り合います。

目次

第1章 初めに終わりを思う(プロセスとしての死;身近な死をとおして)
第2章 ホスピスとは何か(ホスピスの歴史と展望;ソンダース女史 ほか)
第3章 ホスピスにおける音楽療法(日本人の嗜好;理解を超える出来事 ほか)
第4章 スピリチュアルケア(スピリチュアルという概念;スピリチュアル・ペイン―人間の証明 ほか)
第5章 家族へのケア(意識のずれ;グリーフ・カウンセリング ほか)

著者等紹介

柏木哲夫[カシワギテツオ]
1939年、兵庫県に生まれる。金城学院大学学長、大阪大学名誉教授、淀川キリスト教病院名誉ホスピス長

栗林文雄[クリバヤシフミオ]
1946年、三重県に生まれる。名古屋音楽大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まな

1
この本を読んで大切なことをたくさん教えて貰った気がする。 患者さんに「わたし、もう駄目なんじゃないでしょうか」と言われたら今の私なら「大丈夫ですよ、頑張りましょう」と言ってしまいそうで怖い。一番いいのは理解的な態度。「あなたの言葉を私はこのように理解しますが、それで正しいでしょうか」ということをもう1度患者さんに問い返す。 共にいる。 その人にしっかり耳を傾けなければならない。 柏木先生の教訓を私も意識していきたい。 2017/11/29

らら

0
今まで、スピリチュアルケアというのがピンとこなかったけど、「スピリチュアル=存在の意味」と置き換えると、スッと入ってくる感じがした。その意味では、終末期でなくても、スピリチュアルペインを抱えている人は多いのかもしれないと思った。受容すること、そして傍にいることの大切さが伝わってきた。終末期の音楽療法では、心理療法的なケアが重要な意味を持つと感じた。2017/10/01

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