出版社内容情報
<内容紹介>
むち打ちや肩こりなど、頸の痛みと肩こりは、実は腰痛よりも重篤で患者も多く、悪化すれば生命に関わる危険もある。このやっかいな頸の痛みと肩こりを、質問形式による自己診断と、痛みのレベル別に詳説した画期的なガイドブック。解剖学的解説から、対策、ライフスタイルの改善、予防、さらには生活シーンごとのアドバイスやスポーツの楽しみ方まで、必要にして実用的な内容をすべて網羅。専門家から患者さん本人まで使える決定版。
【詳細目次】
監修まえがき …………… Ⅳ
はじめに──頸の痛みは万国共通 …………………………………………… Z
『頸の痛みと肩こり』簡単ガイド ……………………………………………… 8
第1章 頸のしくみと働き ……………………………………………………… 11
頸は何のためにあるのでしょう
頸のしくみ 12
頸のドラマとその舞台裏 14
指先で押さえて探ってみましょう 15
7つの頸椎 17
筋肉、腱、靭帯の働き 18
靭帯の働き 19
椎間板とはどんなもの? 19
脊髄の中の生命維持装置 20
脊柱管/硬膜外腔/絞首刑の原理/頸神経のネットワーク
痛みや障害には多数の神経が関係している 22
頸神経の守備範囲
鏡で頸を見てみましょう 23
さらにくわしい筋肉のリスト 24
頸を後ろに反らす筋肉/頸を前に曲げる筋肉/頸を回したり横に曲げたりする筋肉/以上の筋肉を補助する筋肉
頸の後ろの筋肉 26
縁の下の力持ち 27
関節と頸の痛み 28
椎間関節/鉤椎関節/ルシュカ関節
もう一度、指先で押さえて探ってみましょう 28
リンパ節の腫れ 29
第2章 頸の痛みの原因──まず考えられること ………………………… 31
むち打ち 33
痛み、痙縮、痛みの連鎖 34
むち打ちと訴訟 35
変形性関節症 36
どんどん医者に質問しましょう 37
痛みを苦痛と感じる人、感じない人 38
この頸の痛みは全部気のせい? 39
痛みと心 40
むち打ちになったことはないのに、痛むのはなぜ? 40
典型的な症例/もうひとつの症例
第3章 頸の痛みといろいろな病気 ………………………………………… 43
内容説明
詳細な痛みの原因、治療法の解説にとどまらず、日常生活のアドバイス、可能なスポーツの楽しみ方など、予防とライフスタイルの改善にも着目。患者さん本人にも、医療専門家にも役立つ、類書を見ない最高のガイドブック。
目次
第1章 頸のしくみと働き―頸は何のためにあるのでしょう
第2章 頸の痛みの原因―まず考えられること
第3章 頸の痛みといろいろな病気
第4章 頸の痛みのレベル―その判定と対処法
第5章 痛みの原因を突き止める
第6章 治療法のいろいろ
第7章 頸の痛みに効く薬
第8章 頸の正しい姿勢とは
第9章 人間工学―日常生活と頸の痛み
第10章 痛みを和らげ、機能を回復するためのエクササイズ
第11章 娯楽のための運動―本格的にスポーツを楽しむには
著者等紹介
七川歓次[シチカワカンジ]
医学博士。1944年大阪大学医学部卒業。1951年大阪大学医学部整形外科助教授。1977年滋賀医科大学整形外科教授。1986年滋賀医科大学名誉教授。行岡病院名誉院長。大阪リハビリテーション病院名誉院長。七川記念大阪リウマチセンター名誉センター長
井川宣[イカワタカシ]
医学博士。1984年北里大学医学部卒業。1991年大阪大学医学部環境医学。1993年アメリカUCLA医学部リウマチ科。2000年医療法人交詢会理事長。大阪リハビリテーション病院理事長
井上康二[イノウエコウジ]
医学博士。1989年滋賀医科大学大学院卒業。1999年滋賀医科大学整形外科助教授。大阪リハビリテーション病院副院長。七川記念大阪リウマチセンターセンター長
林義孝[ハヤシヨシタカ]
医学博士/理学療法士。大阪教育大学大学院修了。1970年大阪大学医学部附属中央リハビリテーション部。1987年大阪府立看護大学医療技術短期大学部教授。大阪府立看護大学総合リハビリテーション学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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