出版社内容情報
物理学、生物学、化学、解剖学……
日常生活のあらゆるところに、そのしくみとはたらきが隠れているにもかかわらず、学校の授業で学ぶのは苦痛でたまらなかった、という人いませんか?
あるいは、今まさに勉強しなければいけないけれど、ちっともわからない、やる気が起きない……という学生さんもいるかもしれません。
「科学のキホン」は、これらのいわゆる理系教科に苦手意識をもつ人のために、各分野の「キホン」を手描き風のイラストと簡潔な解説でサポートする、画期的な入門書シリーズです(全4巻)。
第4巻の解剖学では、数多くの細胞や臓器からなる人体の構造と、生命活動を支えるために起こるさまざまな生理現象を、豊富なイラストをもとに解説します。
写真ではわかりにくい部分も、適切にデフォルメされたイラストなら要点がよく理解できます。人体の高度で精緻なしくみを把握し、一見難解な解剖学用語を覚えるのにも役立つでしょう。
解剖学は、自分自身の身体にかかわる学問ですが、その内側で何が起こっているのかは容易にイメージしにくいでしょう。しかし、あなたが意識しなくても、つねに骨や筋肉はあなたを支え、細胞や臓器があなたを活かしているのです。人体のしくみを学べば学ぶほど、自分の身体の見え方が変わっていくような感覚が得られるかもしれません。
本書で「キホン」をおさえて、解剖学の世界への第一歩を踏み出しましょう!
内容説明
理系教科の「キホン」をおさえ、学習をサポートする入門シリーズ第4弾。もっとも身近で謎めいた人体を、解剖学がときあかす!理科は苦手…勉強なんかしたって意味ないというあなたにこそ開いてほしい、ふしぎと興奮がつまった科学の扉。解剖学に触れれば、自分の体がいつもと違って感じられる。
目次
1 器官系の概要
2 細胞と皮膚の構造
3 骨格と関節
4 筋系
5 神経系と感覚器
6 循環器系
7 免疫/リンパ系
8 呼吸器系
9 消化器系
10 泌尿器系
11 生殖器系
12 内分泌系
著者等紹介
アシュウェル,ケン[アシュウェル,ケン] [Ashwell,Ken]
B.Med.Sc.、M.B.、B.S.、Ph.D.。オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学教授として医学部、理学部の学生に解剖学を教えている。主要な研究テーマは脳の発達。科学雑誌への寄稿や人体解剖学、脳構造に関する著書などの執筆活動も行っている
野田泰子[ノダヤスコ]
自治医科大学医学部解剖学講座解剖学部門教授。医学博士。東京大学医学部卒業。東邦大学医学部小児科、国立精神・神経センター小児神経科を経て、東京大学大学院医学系研究科細胞生物学解剖学大講座助手、講師の後、同研究科分子構造・動態学講座特任准教授。2009年より現職。マクロ解剖学、神経解剖学、発生学を担当
久保美代子[クボミヨコ]
翻訳家。大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。