内容説明
Stataを使いこなし、データ構築から分析、結果のとりまとめまで実践的に行える!因果推論の分析手法を身につけるテキストとして大幅にリニューアル。Stata17はもちろん、Stata16以前の旧バージョンへの対応にも配慮。初版より好評の“困ったときの逆引き事典”も充実。
目次
Satataとは―なぜStataを使うのか?
第1部 Stataの使い方の基礎と回帰分析(はじめの一歩―Stataを使ってみよう!;Stataによる統計表の作成―統計的な基礎も学ぼう;Stataによる回帰分析―本格的な分析に向けて;離散選択モデル―質的データの分析)
第2部 因果推論(差の差の分析とパネル・データ分析―因果推論の定番;操作変数法―横断面データでもパネルデータでも活躍;傾向スコア法―仮想現実の創造)
付録 困ったときの逆引き事典
著者等紹介
松浦寿幸[マツウラトシユキ]
1974年奈良県生まれ。1998年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2003年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。独立行政法人経済産業研究所研究員、一橋大学経済研究所専任講師を経て、慶應義塾大学産業研究所准教授、博士(商学)。専門は、国際経済学、産業組織論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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再読。授業で定量調査をすることにしたのだが、半年近くStataを使っていなかったので、読み直した。1時間程度でさらっと読んだ後に、本を読みながら手を動かした。do.fileが付いているの本当に助かる。あと、データの結合が5章についていたので、探すのに手間取った。個人的な感覚でいえば、むしろ第1章くらいに来てほしい内容である。2024/01/04
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統計ソフトStataの入門書!演習問題もあったが、非常に読みやすく12時間で読了。必要なコードはすべてネット上で提供してくれるのでありがたい。さらには著者のNoteにて発展的な内容も紹介されている。非常に優れた一冊である。第三版からは基本的なStataの操作や回帰分析、ロジスティック回帰に加え、因果推論に関する章が追加され、大幅強化されている。この一冊でDDや操作変数法、傾向スコアまで学べてしまう。ただ、残念なのが、第二部には演習問題がないことである。因果推論への理解がアヤフヤで誤った結論を出しかねない2023/09/07