出版社内容情報
地球温暖化、オゾン層破壊、生物多様性の喪失、放射能汚染、マイクロプラスチック汚染など、環境問題は地球規模で広がり、その解決・改善は喫緊の課題となっている。
地球全体で何が起こっていて、どの程度深刻なのか。またそれらは何に起因し、どのように解決できるのか。
本書では、信頼性の高い科学データを多数交えながら、いま取り組むべき課題を明らかにする。
その客観性、網羅性、平明さによって30年にわたり読み継がれてきた基本図書の最新版。
内容説明
地球で何が起きているのか。いかなる危機が迫っているのか。それらは何に起因し、どうすれば克服できるのか―客観的データと種々の事例から新しい社会のあり方を提示する。30年以上にわたって読み継がれてきた基本図書の最新版。
目次
第1章 地球の自然環境の進化と構造
第2章 オゾン層破壊と紫外線増加
第3章 危機に直面する地球温暖化・気候変動
第4章 大気汚染と酸性雨、深刻化する浮遊粒子状物質被害
第5章 残留性汚染物質とプラスチックによる海洋汚染
第6章 原子力利用と放射性物質汚染
第7章 進行する生物多様性の損失
第8章 地球環境危機を克服しうる持続可能な社会
著者等紹介
和田武[ワダタケシ]
1941年和歌山市生まれ。和歌山大学経済学部客員教授。元日本環境学会会長。京都大学大学院工学研究科修士課程修了、工学博士(大阪大学)。住友化学工業(株)中央研究所、大阪経済法科大学、愛知大学を経て、立命館大学産業社会学部教授、同特別招聘教授、2008年退職、2009~12年日本環境学会会長、2012~15年経済産業省「調達価格等算定委員会」委員、2016年より現職
小堀洋美[コボリヒロミ]
1947年東京都生まれ。東京都市大学特別教授。日本環境学会会長。日本女子大学大学院修士課程修了、農学博士(東京大学)。東京大学海洋研究所海洋微生物部門職員、米国カリフォルニア大学生物学部および分子生物学部客員研究員などを経て、1997年武蔵工業大学(現東京都市大学)助教授、2003年より同教授となり、2016年より特別教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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