近代日本メディア議員列伝<br> 西岡竹次郎の雄弁―苦学経験と「平等」の逆説

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近代日本メディア議員列伝
西岡竹次郎の雄弁―苦学経験と「平等」の逆説

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  • サイズ 46判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422301099
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0336

出版社内容情報

西岡竹次郎(1890~1958)は、むしろ新自由クラブの立ち上げに関わり文部大臣や参議院議長を務めた長男・武夫のほうが政治史に名を成しており、今では忘れられた政治家といえよう。初等教育(六年)・中等教育(五年)を修了できないほどの筆舌に尽くしがたい貧困、にもかかわらず早稲田大学専門部に進学を果たし、新聞・雑誌社を創業、衆議院議員・政務次官・県知事にまで上り詰めた竹次郎は、普通選挙運動や婦人参政権運動にのめり込みながら、戦時ファシズムや開発政治に深入りするなど、紆余曲折の人生を辿った。最貧困からのし上がった「無名」のメディア政治家の軌跡に、近代日本の裂け目を見出す評伝。

内容説明

貧困から代議士・長崎県知事にのし上がった普選の闘士―平等を求めファシズムや開発にも深入りした姿に近代のねじれを探る。新たな政治史を編む列伝シリーズ第7回配本。

目次

序章 「西岡竹次郎の時代」をめぐる問い
第1章 貧困・苦学と「政治」への憧憬
第2章 雄弁会と大正期の「政治の季節」
第3章 国政進出と地方紙の創刊
第4章 戦時体制下の「平等」
第5章 県政への転進と「開発」の政治
終章 「苦学」と「雄弁」の帰結

著者等紹介

福間良明[フクマヨシアキ]
1969年、熊本市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。出版社勤務、香川大学経済学部准教授を経て、立命館大学産業社会学部教授。専門は歴史社会学、メディア史。著書に『「反戦」のメディア史』(世界思想社、内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞)、『「働く青年」と教養の戦後史』(筑摩選書、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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