西鶴に学ぶ―貧者の教訓・富者の知恵

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西鶴に学ぶ―貧者の教訓・富者の知恵

  • 中嶋 隆【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422230283
  • NDC分類 913.52
  • Cコード C0039

出版社内容情報

江戸の文豪・井原西鶴の作品を、当代気鋭の研究者であり小説家の著者が読み解く。西鶴に学ぶ、混迷の時代を生きるヒントとは。

江戸時代の文豪・井原西鶴の作品には、混迷の時代を生きる現代人への貴重な教訓が詰まっている。今、学ぶべきこそは西鶴。しかし、古典講読は容易ではなく、西鶴独自の難解な表現も数多い。そこで、当代気鋭の研究者であり小説家でもある著者が、つとめて平易に、わかりやすく、時に楽しく読み解いて、その核心となる要点を伝える。遠い時代の遠い人々の生きざまが、現代社会の実感をも伴って腑に落ちる、知的好奇心をそそる読み物。

はじめに
第一章 金が金を儲ける
第二章 金銀が町人の氏系図
第三章 不況こそチャンス
第四章 商売のコンプライアンス
第五章 人間は欲に手足のついたもの
第六章 貧にては死なれぬもの
第七章 長者に二代なし
第八章 富貴は悪を隠す
第九章 金儲けほど面白きものはなし
おわりに

内容説明

井原西鶴の作品には、混迷の時代を生きる現代人への貴重な教訓が詰まっている。当代気鋭の研究者であり小説家でもある著者が、つとめて平易に、時に楽しく読み解いて、その核心となる要点を伝える。遠い時代の人々の生きざまが、現代社会の実感を伴って腑に落ちる、知的好奇心をそそる読み物。

目次

第1章 金が金を儲ける
第2章 金銀が町人の氏系図
第3章 不況こそチャンス
第4章 商売のコンプライアンス
第5章 人間は欲に手足のついたもの
第6章 貧にては死なれぬもの
第7章 長者に二代なし
第8章 富貴は悪を隠す
第9章 金儲けほど面白きものはなし

著者等紹介

中嶋隆[ナカジマタカシ]
1952年、長野県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。大谷女子大学専任講師、横浜国立大学助教授を経て、早稲田大学教育学部教授。小説『廓の与右衛門控え帳』(小学館)で第八回小学館文庫小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sisekick

1
西鶴の古文の原文と現代語訳と著者の解釈が短い区切りでひとまとまりに構成されていて、読みやすい。 資産をどういう風に次の世代に遺すのか、商人の知恵、とか、当時の暮らしぶりの中での工夫とか考え方とかに触れられて面白い。2013/06/05

球子

0
いつ買ったのか覚えていないくらい前の積読本。井原西鶴の本だとも知らず、本のタイトルだけで購入。面白かった。時代が変わっても良い思想は良いものですね。2015/01/28

kiho

0
今の時代にあてはめても、なるほど…と思う人生訓。真正面からではなく、西鶴作品の端々に見いだしている所がおもしろい☆時代説明もとってもわかりやすく、不思議な楽しさを味わえる一冊。2012/03/05

禿頭王

0
☆5。『日本永代蔵』『世間胸算用』といった金銭にまつわる西鶴作品を取り上げて、そこから現代に通じる商売の極意とも言うべき教訓を導き出していきます。西鶴が書き残した「金が金を稼ぐ」「長者に二代なし」「人間は欲に手足の付いたもの」といった言葉は現代にも通じる真理だと思いますし、「金が金を儲ける」「金銀が町人の氏系図」「不況こそチャンス」「商売のコンプライアンス」などの章題にしたがって集められた西鶴の物語は、まるで現代社会を切り取ったかのような内容ばかりで、江戸時代から商売の極意は変わらないのだと実感しました。2019/12/26

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