出版社内容情報
キプフェルやパン・デピス、フロマージュ・グラッセなど。数々のお菓子の歴史を、宮廷文化や菓子職人、当時のお菓子レシピや器、回想録や豊富な図版から、フランス菓子研究家がたどる。王妃の生まれたハプスブルク家のお菓子から、革命期の食卓まで。
◇レシピ30品掲載。
内容説明
王妃は何にときめいた?キプフェル、パン・デピス、フロマージュ・グラッセetc.その歴史をフランス菓子研究家がたどる。レシピ30品掲載。
目次
第一章 甘党のハプスブルク家(王妃の生家;夢の甘味がやってきた! ほか)
第二章 宮廷と修道院のお菓子(壮大な結婚準備;代理結婚式と晩餐会 ほか)
第三章 パリとヴェルサイユの甘味(片手で食べるタルムーズ;デュ・バリー夫人とのにらみ合い ほか)
第四章 プチ・トリアノンで生まれたお菓子(王妃の宝物;トワル・ド・ジュイ ほか)
第五章 革命期の食卓(首飾り事件;“赤字夫人” ほか)
著者等紹介
大森由紀子[オオモリユキコ]
学習院大学フランス文学科卒。パリ国立銀行(現在のBNPparibas)を経て渡仏。フランス料理と菓子を学ぶ。二十数年にわたりフランス全土を周り、料理や菓子の背景、歴史を研究。現在は東京と京都で料理・菓子教室を主宰するかたわら、菓子コンクールの審査員、企業アドバイザーを務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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