出版社内容情報
【解説】
紅海を歩いて渡ったモーセ、怪力で知られるサムソン、統一王国の王となったダビデやソロモンなど。旧約聖書に描かれた古代イスラエルの指導者たちは、みな強烈な個性に満ちている。
本書は、イスラエル(ユダヤ)民族の勃興から滅亡までの歴史を、指導者たちのドラマチックな生涯を年代順に追うことで詳述する。文学や絵画など、世界中の芸術作品の源となってきた豊穰な「旧約聖書の世界」の最良の入門書。
【目次】
第1章 父祖アブラハムから士師時代まで
第2章 統一王国時代
第3章 分裂時代:北王国イスラエル
第4章 分裂時代:南王国ユダ
第5章 第二神殿時代
内容説明
民族の祖アブラハムから、民衆を率いて紅海を渡ったモーセ、王国に繁栄をもたらしたダビデやソロモンなど、古代イスラエル民族の指導者たち83人の生涯を徹底検証。最新の研究から、旧約聖書の記述に隠された真実の歴史を明らかにする。
目次
第1章 父祖アブラハムから士師時代まで―前1450?~1020年頃
第2章 統一王国時代―前1020頃~931年
第3章 分裂時代:北王国イスラエル―前931~722/1年
第4章 分裂時代:南王国ユダ―前931~539年
第5章 第二神殿時代―前539~後70年
著者等紹介
ロジャーソン,ジョン[Rogerson,John]
1935年、ロンドン生まれ。英国・マンチェスター大学、オックスフォード大学大学院、イェルサレム‐ヘブライ大学大学院修了。神学博士(アバディーン大学)。英国・シェフィールド大学名誉教授。専攻は旧約聖書学。著書に本書の他多数。邦訳に村上達夫訳『詩篇1~75』、『詩篇76~150』(ケンブリッジ旧約聖書注解13,14)新教出版社、1984年/三笠宮崇仁監修・小野寺幸也訳『新訳聖書地図』(図説世界文化地理大百科)朝倉書店、1998年がある
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