出版社内容情報
【解説】
南北エジプトを統一し三国の黎明を告げた「スコルピオン王」から、最後の女王クレオパトラまで、各王の事績を探究することで古代エジプト3000年の歴史を描く。ギザの大ピラピッドを造った神王クフ、エジプト王位を熱望したアレキサンダー大王、異端と断罪され歴史から消された、他書では読めない無名の王など185人の王のドラマチックな伝記を掲載した。彫像、彩色壁画、ピラミッドや神殿といった約350点のヴィジュアルも美しい。
内容説明
185人のファラオを完全収録。ギザのピラミッドの建設者・クフ王や、異端とそしられ、記録から消された悲劇のツタンカーメン王、さらに、他では読めない「無名の」ファラオまで、荘厳・華麗なその生涯で語りおろす古代エジプト3000年の栄光。
目次
はじめに ナイルの神王たち
序章 古代エジプトの年譜
第1章 最初のファラオたち―初期王朝時代
第2章 ピラミッドの建設者―古王国時代
第3章 混沌と再生―第1中間期・中王国時代・第2中間期
第4章 帝国の支配者―新王国時代
第5章 ファラオ権力の衰退―第3中間期・末期王朝時代・プトレマイオス朝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
33
南北を統一したスコルピオン王から最後の女王クレオパトラまで185人のファラオを纏めた便覧。写真が豊富で紙が分厚く、情報量も多いため、ページ数以上の読み応えがある。マニアックなファラオも大勢掲載されており、そういった王たちも含めてくれたことで歴史の流れを滞ることなく知ることができた。複雑で難しい部分は多々あれども、エジプトの変遷を大分理解できた(と思う)。エジプト文明は紀元前3150年頃に忽然と出現し、旧約聖書の出エジプト記はそこから1800年後のラメセス2世時代の話らしい。壮大なスケールにまた驚かされた。2018/03/11
absinthe@読み聞かせメーター
10
6歳の娘に読み聞かせ。たまたま見たロシアの子供向け番組で番組で、古代エジプトが話題に出た。パパの本だなからこれを見つけて「これ読んで…」難しい言葉が出てくるから駄目だよ。でも粘る娘。序文を飛ばそうとすると「ダメ、ここから」厳しい…。ご飯の時間に読み聞かせを続けるが、殆ど全部の単語に「どういう意味?」困った。パパも知らない言葉がある。ぱぱも予備知識付けないと。まだ1ページ目の途中。2016/11/07
Mentyu
2
古代エジプトの通史をより詳細に学びたいという人にはオススメの本。歴代のファラオのうち185人を網羅しているので、誰の代に何があったのか調べる時に重宝する。2013/04/02
天々
1
ずいぶん昔に買って読んだw
あくべんす
1
良