- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(海外)
出版社内容情報
古代アイルランドの神々を現代の景観に見いだす異色のガイドブック。ケルト、それ以前の巨石文化、自然への信仰を探求する。
アイルランドは神話の題材の宝庫であり、たいていどの山、川、湖にも神話につながる伝説がある。その景観はキリスト教伝来以前の異教の神々の力によって、独特の精彩を帯びている。自然の中に潜む彼らは妖精に姿を変えて異世界から越境し、今もわれわれを惑わせようとする。口承と中世文学が伝える古代アイルランドの神々の姿を、現代の景観の中に見出す異色のガイドブック。ケルト、そしてケルト以前の巨石文化、自然への信仰を探求する美しい一冊。
目次
失われなかった過去
聖なるものの創造
風景の中の空
閉じ込められた時間
大いなる力
内部分裂
各地の祭り
北部
南部
西部
東部
海沿いの地
水辺
丸
直立
人が消える
新たな意味が付与された丘や山
石を回す
泉
島
著者等紹介
マクドネル,ヘクター[マクドネル,ヘクター] [McDonnell,Hector]
画家・歴史家。現代アイルランドの自然、都市を描いた画風に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maomao
2
細密画が◎。内容はわりとマニアック。ケルトの文化に触れ、雰囲気に浸れた。2017/12/03
アルクシ・ガイ
2
細密画がGood。2014/09/30
かー
2
アイルランドにあるケルト由来の土地やケルトの神々の名前の一部を簡潔な説明とともに羅列している本。せめて地図があれば…と思ったが、本当に書き連ねているだけなので、挿絵を楽しむだけと割り切るか元々ケルトに興味を持っている人以外にはおすすめできない。2014/07/21
卯月
1
ページ数も少なく文字も大きめ、本自体もコンパクトなサイズだ。しかしその中に詰め込まれた知識の量は膨大だ。簡単にすらすらと読め、後ろのページには本文出ててきた用語を解説するスペースを設けている。本編に出てくる細密画も雰囲気を漂わせてきて、浸ることができる。一つ欠点を言えば、地名が多く出るものの地図が載っていないことだろう。それ以外では素晴らしい本と言える。最初の取っ付きにも最適だろう。2019/01/27
影法師
1
単品としてのイラストは良かったし、内容もそこそこに良い。……が、土地勘ないのに地図もなく地名を出されてもわからない。2016/01/06