出版社内容情報
【解説】
島の中央に向かって立っていた数百体の石像モアイは,数百年に渡り人々の創造力を刺激してきた。一体誰が,何時,何のために……。太平洋の孤島の秘められた過去に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
18
イースター島の歴史、文化がわかります。量は少なめですが、元々全然知らないところの話ですのでちょうどいいボリュームと内容でした。挿し絵や写真も良かったです。2022/02/07
春ドーナツ
17
1978年。ある遺跡の修復作業においてモアイ像の目が発見された。もともと白珊瑚の眼球に赤い凝灰岩の虹彩(鮫の椎骨と黒曜石の組み合わせもあった)で構成された目は眼窩の下側の溝にはめ込まれて、傾けられていたらしい。レゴブロックのように。そうかモアイたちは空を見上げていたのだ。頭には赤色凝灰岩の帽子(髷?)が乗っていた。積み木のように。復元されたモアイは書影の姿とは趣が異なる。黒目の中に吸い込まれそうな気分になる。ぬらりとした生々しさに鳥肌が立つ。メソポタミア文明の異様に大きな瞳の人形に並ぶインパクトがあった。2019/09/20
中島直人
9
(図書館)イースター島の歴史、文化にバランスよく親しむことが出来る。写真などビジュアルも綺麗。序で著者も言うように、イースター島へ向かう飛行機の中で読むのにちょうど良いのでは。イースター島に行きたくなる本。2018/08/15
Masaki Furuya
0
紀伊国屋書店 梅田
takao
0
文字らしきものあり。2016/09/25