出版社内容情報
【解説】
伝道師として布教活動をしていた炭坑時代のスケッチや,パリに出て印象派と出会い,南仏アルルであの強烈な色彩を獲得する各時代の作品を伝記と同時に見られるように編集。
内容説明
「黄色、なんと美しい色だろう!」フィンセントはアルルの街を歩き、強烈な日差しがもたらすその色彩に酔いしれた。そして8月、ついに彼自身の分身とも言うべき生涯最高のモチーフ、ひまわりの制作にとりかかる。
目次
第1章 不安と孤独
第2章 福音伝道とデッサン
第3章 人物画と貧困
第4章 色彩を求めて
第5章 色彩の果てに
巻末資料―目撃者たちの証言(ゴッホの手紙;ゴッホをめぐる論評;ゴッホとひまわり;ボリナージュの坑夫たち;ゴッホの生きた場所)