出版社内容情報
<内容紹介>
時間と空間を問わず常に人間の魂と共に在り、歴史と文化の基底を形成してきた宗教のさまざま。その真の姿は容易に捉えられるものではない。本書は、言葉と図像(イラスト)によって、宗教とは、神とは、信仰とは何かを解き明かす。科学の高度な到達点である現代だからこそ、古今東西の宗教を通じて、人間存在の神秘、人生の意味と目的、という究極の謎への解答を求める試みは意義深いはずである。フランスと日本の知性が挑戦。
内容説明
常に人間の魂と共に在り、歴史と文化の基底を形成してきた宗教のさまざま。容易に捉えがたいその真の姿を、やさしい言葉と豊富な図像によって解き明かす。
目次
宗教の基礎知識(宗教とは何か;聖なるものとは何か ほか)
失われた宗教(先史時代;巨石文化 ほか)
現在も生きている宗教―口承伝統の宗教(アフリカ;オセアニア ほか)
現在も生きている宗教―書物の宗教(ユダヤ教;原始キリスト教 ほか)
著者等紹介
荒木美智雄[アラキミチオ]
1938年生まれ。61年京都大学文学部宗教学科卒業、京都大学大学院文学研究科修士。同博士課程中途退学。65年アメリカ合衆国ウィリアムス・カレッジに留学後、67年よりシカゴ大学大学院修士博士課程に進学、博士号取得。シカゴ大学助手、講師を経て、76年東京理科大学理工学部助教授、85年筑波大学助教授、教授を経て、現在国士館大学21世紀アジア学部教授、筑波大学名誉教授
田辺希久子[タナベキクコ]
1951年生まれ。東京教育大学卒業。75~77年ベルギー留学。青山学院大学大学院修士課程修了。仏文・英文翻訳者
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感想・レビュー
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ハヤミ
長須