出版社内容情報
初心者向け「誰でもマヤ碑文が読める本」。欧米では出版以来この本を手に遺跡を訪れる素人考古学者が急増、という話題の1冊。
内容説明
画家の手で古代マヤ文字が美しく再現されています。最小限の文法の学習で読めるように工夫されています。実践的な練習問題つきです。マヤ文字が書かれた石碑写真を多数掲載しているので、解読の腕だめしができます。
目次
マヤ文字記述の文化的背景
マヤ文字記述の性質
時と暦
王家の生活と儀式
地名と政体
王家の人々の名前と称号
血縁関係
戦争
書記と芸術家
土器のテキスト
超自然世界
生物と無生物の世界
著者等紹介
コウ,マイケル・D.[コウ,マイケルD.][Coe,Michael D.]
1929年、ニューヨーク生まれ。ハーバード大学卒。1958年に同大学で博士号(人類学)を取得。イェール大学人類学部名誉教授、全米科学アカデミー会員。専門はメソアメリカ考古学。メキシコ・中米各地でオルメカ文明、マヤ文明などの調査に従事した
ストーン,マーク・ヴァン[ストーン,マークヴァン][Stone,Mark Van]
活字デザイン、石彫、美術史を学ぶ。20年以上カリグラファー(書字家)として活動しつつ、世界各地の書き文字の形について研究。日本を含む世界中で展覧会やワークショップを開いている。マヤ文字の書字に関する論文で博士号を取得し、マヤ文字カリグラフィーの第一人者として活躍中
猪俣健[イノマタタケシ]
アリゾナ大学准教授。1961年東京生まれ。東京大学文化人類学修士課程、ヴァンダービルト大学人類学部博士課程修了。1995年から2000年までイェール大学人類学部助教授の後、アリゾナ大学。大学在学中に青年海外協力隊員としてホンジュラスで調査。1989年から2005年までグアテマラのアグアテカ遺跡とその周辺地域での発掘の後、セイバル遺跡で研究を続けている
武井摩利[タケイマリ]
東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大須賀 ジェット
木倉兵馬