出版社内容情報
【解説】
二つの世界大戦の影響をこうむり,ヨーロッパの多くの王たちが姿を消した。民族国家もまた王たちとともに翻弄された。王と王族の生と死を,歴史の流れのなかで描く。
目次
序章 青い血―欧州王家の系譜
第1章 革命に消えたロマノフ王家
第2章 ハプスブルク栄光の歴史に終焉
第3章 ホーエンツォレルンの敗退
第4章 ベネルックス・北欧に生き残った君主制
第5章 独裁者に迎合したイタリアとスペインの国王
第6章 バルカンのファシスト王
終章 「王の永遠ならんことを」―君主制は生きつづけるか