戦国武将の名言に学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422201610
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0021

出版社内容情報

【内容紹介】
先が見えない今、われわれは何を考え、どのように生きるべきか。このヒントは歴史の中にある。勝ち組と負け組しかなく、つねに生死の極限に対峙していた武将たち。その生き方・考え方を、名将語録を通して伝える歴史読み物。所領図や系図など多数の図版を用いながら、名言や名せりふが生まれた場面を臨場感豊かに図解・描写する。信長・秀吉・家康をはじめとする戦国武将から、同時代を生きた顕如、千利休まで、多彩な人物が登場。
 
【目次】
◇プロローグ 日本史を動かした「この一言」の背景を探る
東海地方から日本戦国史が動いた理由
語録から見た東海三傑(信長・秀吉・家康)の虚実
中世と戦国時代、江戸ではここが違う
戦国時代の武将の妻娘という生き方
戦国史に「もし」という仮定が許されたら…

◇第一章 乱世を生きぬく智慧
【太田道灌の文武両道】
江戸城を築き、その戦略は諸葛孔明の再来といわれた男
【進取・合理的な朝倉敏景】
統率力で下剋上を駆け上がった理想的な姿
【率先垂範の織田信長】
新しい時代を切り開いた信長の行動力と創造力に学ぶ
【家督争いに勝った大友宗麟】
情報分析と人物鑑定が、弱小組織を拡大する秘訣
【抵抗勢力と戦った上杉鷹山】
組織に安住する意識を打破し、財政再建を果たした名君

◇第二章 武将の人心掌握の極意
【武田信玄の人心掌握】
頼りにできるのは、自分の家臣であり、領民なり
【上杉謙信の部下操縦法】
自分を信じ、部下も信じて、社会正義に立てば人はついてくる
【豊臣秀吉の組織操作術】
勝つための組織の動かし方、働かせ方
【徳川家康の人事管理】
人事で組織を固めて、強固な体制を築く
【本願寺法主顕如の動員術】
手紙で全国から人と金を集めた顕如

◇第三章 勝者と敗者の攻防を決めたポイント
【北条早雲の情報操作術】
裸一貫から伊豆・相模を制した情報収集活動に学ぶ
【毛利元就の策謀術】
逆情報を流して決定的な勝利を勝ち取る秘策
【織田信長の情報戦】
弱小組織が大軍団に勝つリーダーの心得と秘策
【徳川家康の遠隔操作術】
戦う前に勝負を決める情報戦と調略戦の極意
【真田幸村の戦略眼】
柔和な心の中に宿る勇猛な行動力に学ぶ

◇第四章 失敗した判断、成功した判断
【北条氏政の小田原評定】
小田原北条氏はなぜ五代で滅び去ったのか
【筒井順慶の日和見主義】
歴史を変えた「本能寺の変」、そのとき光秀と順慶は?
【小早川秀秋の寝返り戦術】
傍観から寝返りに転じ勝敗を決した瞬間
【伊達政宗の権謀術数】
伊達もののルーツ政宗の生き残りパフォーマンス
【福島正則の近視眼】
武勇には勝るが政略眼に劣る男の悲劇

◇第五章 武将の人生観、死生観に学ぶ
【斎藤道三の人生観】
マムシと恐れられた道三の闘争魂と執着心
【千利休の無常観】
侘び茶と豪奢の秀吉との葛藤で鍛えた利休の心
【豊臣秀吉の家族観】
一代で築いた栄華が綻びるときの無念さ
【前田利家の夫婦観】
加賀百万石を築いた利家と松の夫唱婦随
【細川ガラシャの悲劇】
キリスト教に入信した明智光秀の娘の神の恩寵

内容説明

辞世の句、処世訓、書状、戦記、家訓、遺言…。名言、名せりふが生まれた舞台裏を読みとき、乱世の生き方、智慧に学ぶ人生語録。

目次

プロローグ 日本史を動かした「この一言」の背景を探る
第1章 乱世を生きぬく智慧―リーダーの責任と身の処し方
第2章 武将の人心掌握の極意―自覚と自信のみなぎるリーダーシップ
第3章 勝者と敗者の攻防を決めたポイント―情報戦争を制すれば小が大に勝てる
第4章 失敗した判断、成功した判断―戦略、戦術の判断で分かれる運命
第5章 武将の人生観、死生観に学ぶ―遺言、辞世からうかがう等身大の人間像

著者等紹介

武田鏡村[タケダキョウソン]
1947年、新潟県新潟市生まれ。日本歴史宗教研究所所長。歴史と宗教、民俗学、国文学などから多角的にアプローチする研究、著作活動を行なっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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