描かれた日清戦争―久保田米僊『日清戦闘画報』影印・翻刻版

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  • サイズ B5判/ページ数 470p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784422201566
  • NDC分類 210.65
  • Cコード C0021

出版社内容情報

明治期京都画壇を代表する画家で、日清戦争にも従軍した久保田米僊とその息子が描いた『日清戦闘画報』全11冊を原色で復刻。

明治期に京都画壇を代表する画家として活躍し、日清戦争にも従軍した久保田米僊(べいせん)が、息子で画家の米斎(べいさい)、金僊(きんせん)と共に描いた戦時画報である『日清戦闘画報』11冊をオールカラーで復刻。写真に速報性がない時代の木版刷戦争グラフィズムを体感できる画期的な資料。くずし字は全文翻刻、漢文の読み下しや注記などを付し、読者が非常に使いやすい編集をほどこした、日清戦争戦後120年記念出版。

★第一部 『日清戦闘画報』影印・翻刻
日清戦闘画報・第一篇(明治27年10月刊)
日清戦闘画報・第二篇(明治27年11月刊)
日清戦闘画報・第三篇(明治27年11月刊)
日清戦闘画報・第四篇(明治27年12月刊)
日清戦闘画報・第五編(明治27年12月刊)
日清戦闘画報・第六編(明治28年1月刊)
日清戦闘画報・第七編(明治28年2月刊)
日清戦闘画報・第八編(明治28年3月刊)
日清戦闘画報・第九編(明治28年6月刊)
日清戦闘画報・第十編(明治28年7月刊)
日清戦闘画報・凱旋編(明治28年8月刊)
★第二部 解題
『日清戦闘画報』の成立とその内容について(大谷正)
日清戦争と米僊工房(福井純子)

【著者紹介】
1950年鳥取県生まれ。大阪大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科博士課程退学、博士(文学)。専修大学法学部教授を経て、現在、専修大学文学部歴史学科教授。専攻、日本近代史・メディア史。主な著書に『近代日本の対外宣伝』(研文出版)、『兵士と軍夫の日清戦争』(有志舎)、『日清戦争』(中央公論新社)などがある。

内容説明

明治期に京都画壇を代表する画家として活躍し、日清戦争にも従軍した久保田米僊が、息子で画家の米斎、金僊と共に描いた戦時画報である『日清戦闘画報』11冊をオールカラーで復刻。写真に速報性がない時代の木版刷戦争グラフィズムを体感できる画期的な資料。くずし字は全文翻刻、漢文の読み下しや注記などを付し、読者が非常に使いやすい編集をほどこした、日清戦後120年記念出版。

著者等紹介

大谷正[オオタニタダシ]
1950年鳥取県生まれ。大阪大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科博士課程退学、博士(文学)。専修大学法学部教授を経て、専修大学文学部歴史学科教授。専攻、日本近代史・メディア史

福井純子[フクイジュンコ]
1956年福岡県生まれ。立命館大学大学院文学研究科修士課程修了、修士(文学)。現在、立命館大学非常勤講師。専攻、日本近代文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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