出版社内容情報
現代を生きる私たちが日常やニュースの中でふと感じる「キリスト教への素朴な疑問」。その背景にある歴史や教理、美術・音楽・文学などの文化、そして現代の世界情勢に至るまで、多彩な60のトピックを美しいビジュアルとともに解き明かす画期的な図説教養書。
全トピックが見開き2ページで完結する構成で、どこから読んでも新しい発見がある。「そもそも何を信じているの?」「三位一体ってどういうこと?」といった信仰の核心部分はもちろん、「ローマ教皇の役割」や「日本でキリスト教が広がらない理由」といった一歩踏み込んだ疑問にも明快に回答。さらに「ホテルの聖書」のような身近な謎から、名画やクラシック音楽に隠されたメッセージ、ウクライナや中東での紛争の背景にある宗教的要因まで幅広く解説する。
【目次】
■1章 キリスト教を「知る」ための基本
文化としてのキリスト教
そもそも何を信じているのか
カトリック? プロテスタント?
聖書についてちょっと説明
え! 旧約聖書も読むの?
唯一の神
この人は何を言っているのだろう
イエスという名の人は大勢いた
謎の生涯
罪のない人々
離れていった人々
集まった人々
誤解して期待し裏切られたと思う
現代科学で説明できないこと
教会でなぜ飲み食いするのか
本当に生き返ったの?
世界宗教への第一歩
三つ揃えば三位一体?
神か人か
「アブラハムの宗教」とイエス
最後の審判
やっぱり翼があったほうがいいね
■2章 世界の中のキリスト教
教派の分布
バチカン市国はどこにあるのか
ローマ教皇は一番偉い人?
五百年間の忠誠
中東の宗教分布
大統領宣誓式で手を置く「あの本」
国が徴収する教会税
ウクライナ戦争の背景
共産党政権下の教会
教会がコンビニより多い理由
植民地統治の遺産
教会のジェンダー問題
■3章 キリスト教史つまみ食い
体制側になるとき
科学に与えた影響
十字軍という思想
制度化されていく異端審問
宣教師とともにやってきたもの
世界を変えた九十五箇条のビラ
窓から放り出すほど嫌い
世俗政治が神に挑んだ時代
フランシスコ・シャヴィエル
伴天連追放令
禁教令と島原・天草一揆
潜伏キリシタン
再伝来とカクレキリシタン
■4章 ビジネス・生活・旅で出会うキリスト教
神父なの? 牧師なの? えっ司祭?
教会の中に入ってみよう
お通夜がこんなに長いなんて
何曜日に働いてはいけないのか
ホテルの客室に聖書がある理由
食事の前に祈るよう指名されたが
いったい誰が何を食べられないの?
なぜ十二月二十五日なのだろう
敷地の中に教会がある
聖地巡礼
■5章 アートとキリスト教
マリアはどう描かれてきたか
ユダはどう描かれてきたか
天才が残した天井画
ゴシック建築と大聖堂
ヴォーリズと教会建築
音楽史に残した貢献
歌う礼拝
キリスト教色の強い名作
フィクションとして楽しもう
教会につきものの工芸作品
〈コラム〉
神の名は
3つの宗教の聖地
教会大分裂
ローマ・カトリック
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