ビザンティン四福音書写本挿絵の研究

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ビザンティン四福音書写本挿絵の研究

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  • サイズ B5判/ページ数 282p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784422143835
  • NDC分類 193.6
  • Cコード C3016

内容説明

ローマ帝国を継承し、キリスト教国家として千年余の歴史を刻んだ東方の帝国。その遺産から、書物の概念さえ覆す豊かなメッセージを読み解く、コディコロジー(写本学)とイコノグラフィー(図像学)の新たな成果。図版多数。

目次

第1章 研究史と展望
第2章 大英図書館所蔵の四福音書写本の概観
第3章 特殊な四福音書写本
第4章 ビザンティン四福音書写本の画一性と多様性
第5章 大英図書館所蔵の典礼用福音書抄本と新約聖書写本の概観
第6章 ビザンティン帝国周辺地域に見られる四福音書写本挿絵
第7章 西方の福音書記者

著者等紹介

瀧口美香[タキグチミカ]
1966年東京生まれ。明治大学商学部准教授。早稲田大学大学院博士課程修了。ロンドン大学コートールド研究所にて博士号取得。ビザンティン美術史専攻。シリア、ヨルダンの舗床モザイク、クレタ島のフレスコ壁画、セルビア、コソボ、マケドニアの聖堂装飾にも関心を持ち、各国でフィールドワークを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

ビザンティン帝国が神と人とをつなぐ手立てとして制作した福音書写本。美しい挿絵にこめられた意味を読み解く。図版約120点。

ビザンティン帝国は千年以上にわたって広大な版図を維持し、自らをキリスト教世界の中心に位置づけた。そのため、神と人とをつなぐ手立てとして美しい挿絵をもつ福音書写本が数多く制作された。写本の物理的側面を分析するコディコロジーと、挿絵の主題を解釈するイコノグラフィーを組み合わせた手法で現存する福音書写本を研究し、定型の中にも多様性を示すそれらの挿絵に込められた象徴的な意味を読み解く。図版約120点収載。

はじめに 3
序論 7
第1章 研究史と展望 17
1 カタログ  19
  大学、図書館、修道院の蔵書カタログ 19
  展覧会カタログ 22 2 単一の写本を対象とするモノグラフ、ならびに複数の写本を対象とする諸研究 20
  概観 24
  スパタラキスによる福音書記者肖像研究 26
第2章 大英図書館所蔵の四福音書写本の概観 31
1 四福音書写本の外観 31
  サイズ 31
  フォリオ数 32
  コラム数と行数 33
  巻数 34
  ヘッドピース 35
2 四福音書写本を構成する諸要素 36
  対観表とエウセビウスの手紙 36
  ケファリア 38
  アンモニアン・セクション 39
  シナクサリオンとメノロギオン 39
  序文・結語 40
3 ビザンティン四福音書写本の標準型 41
4 大英図書館所蔵の四福音書写本の来歴 43
  カーソンの写本コレクション 43
  フリーマンの写本コレクション 47
5 バーニー19番 50
6 四福音書記者の肖像 59
  add. 4949 60
  バーニー20番 62
  add. 39591 63
  add. 22506 64
第3章 特殊な四福音書写本 71
1 連続説話場面を有する四福音書写本 71
  大英図書館所蔵四福音書写本ハーリー1810番(ハーリー福音書) 71   ウクライナ科学アカデミー所蔵ギリシア語写本25番(キエフ福音書) 78   アテネ国立図書館所蔵ギリシア語写本93番(アテネ福音書) 83
  ウィーン国立図書館所蔵ギリシア語写本154番(ウィーン福音書) 87
2 特殊なヘッドピース 91
  ミティリニ福音書のヘッドピース 93
  ヘッドピースの図像解釈 95
  エッサイの木 99
3 ビザンティン写本に見られる十字架挿絵とクリプトグラム 100
  大英図書館所蔵典礼用福音書抄本(add. 39603) 102
  ゲマトリア 104
  ヴァティカン聖使徒図書館典礼用福音書抄本 106
  パリ国立図書館『ナジアンゾスのグリゴリオス説教集』 108
第4章 ビザンティン四福音書写本の画一性と多様性 113
1 帝国と典礼 113
2 典礼における四福音書写本の役割 115
3 変わりゆく写本 117
4 描かれた福音書 119
第5章 大英図書館所蔵の典礼用福音書抄本と新約聖書写本の概観 123
1 大英図書館所蔵の典礼用福音書抄本 123
  典礼用福音書抄本の外観 123
  典礼用福音書抄本の再利用 124
  典礼用福音書抄本の挿絵 126
2 大英図書館の新約聖書写本 130
第6章 ビザンティン帝国周辺地域に見られる四福音書写本挿絵 139
1 アルメニア語の福音書 141
  寄進者の肖像 143
  福音書記者のシンボル 144
  福音書記者の肖像と説話場面 146
  「生命の木」と梯子 149
2 コプト語、シリア語の四福音書写本と典礼用福音書抄本 151
3 スラヴ語の福音書写本 156
第7章 西方の福音書記者 165
1 西方の写本制作 165
2 福音書記者とシンボル 167
  『ヴィヴィアンの聖書』 170
  『サン・パオロの聖書』 171
  『ソワソンの福音書』 172
  『サン-トールの福音書』 172
  『エクスター大聖堂の福音書』 174
  『モスタイン福音書』 175
  『レオン大聖堂の聖書』 176
3 福音書記者の変容 180
4 東西における四福音書挿絵の相違 191
結論 195
おわりに 201

【著者紹介】
1966年東京生まれ。明治大学商学部準教授。早稲田大学大学院博士課程修了。ロンドン大学コートールド研究所にて博士号取得。ビザンティン美術史専攻。主な著書に“Some Greek Gospel Manuscripts in the British Library: Examples of theByzantine Book as Holy Receptacle and Bearer of Hidden Meaning,” TheElectronic British Library Journal (2011) がある。