出版社内容情報
現代の中学生・高校生から募ったさまざまな質問に、スマナサーラ長老が親身になって語りかける問答集。「失敗した過去を引きずる」「努力が報われない」「病み期が来た」などの個人的な悩みや、勉強の仕方や将来の進路への不安や迷い、「人に好かれたい」といった切実な願望に対して、仏教の視点もまじえて鋭く明解に回答していく。相談できる相手がいない10代の人たちに、人生の貴重なヒントを授ける中高生のための生き方入門。
内容説明
「自分の人生」へのヒントを授ける10代のための生き方入門。中学・高校生が抱える不安や悩み事に、スマナサーラ長老が親身になって語りかける。
目次
第1章 自分の将来に迷う―進路・夢・生き方(未来、将来のことで悩んでいます。後悔しない選択の方法を教えてください。;人生でいい選択肢だけを選ぶ方法は? ほか)
第2章 人間関係に悩む―家族・友人・恋愛(最近親子げんかが増えてきました。親が言っていることがわかる時もあるのですが、わからないことのほうが多いです。つい暴言を吐いてしまいます。親の言うことが正しいと思うにはどうしたらいいですか。;親は、いつでもなぜ怒るのでしょうか、ヒステリックなのでしょうか。 ほか)
第3章 勉強に身が入らない―学校生活・宿題・学歴(どうやったら他人や友人からの評価を気にしないで生きることができますか。;普段、まわりにどう思われるのかが不安で、自分らしくふるまうことができないことが多くて、よく悩んでしまいます。どうしたら、怖がらずに友達に自分らしくふるまうことができるようになれますか。 ほか)
第4章 社会に対する疑問―事件・SNS・お金(人はなぜ恨みあい、憎しみあうのでしょうか。;どうしてこんなに人間は醜いのでしょうか。 ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。一三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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