出版社内容情報
20世紀を代表する心理学者の一人であり、その生涯を通じて人間の心の深層に迫る研究を続けたカール・グスタフ・ユング。彼が築き上げた壮大な理論と思想は、心理学の枠を超え、哲学・文学・芸術・宗教の分野にも今なお多大な影響を与えている。
ユングは夢分析を患者の治療に活用したほか、集合的無意識や個性化、性格類型論など、さまざまな独自の考え方を提示した。その総体は「ユング心理学」として知られ、汲めども尽きぬ洞察と滋養がそこにはある。
本書は、そんなユングが書き残した膨大な言葉の海から珠玉のフレーズを掬い上げた名言集である。
ただ一つの正解がない現代を生きる私たちに、ユングの言葉は「自分とは何か」「生きるとは何か」という大きな問いに向き合うための指針を与えてくれる。誰もが直面する、自分の生き方そのものを変えなければいけなくなるその時、ユングの心理学が意味を持つ。
【目次】
少し長めの前書き――いま、ユングを読むことの意味
Ⅰ 夢とイマジネーション
Ⅱ 心とこころ
Ⅲ コンプレクスと元型
Ⅳ 病と治療
Ⅴ 社会と政治
Ⅵ 宗教と神話
Ⅶ 結合と変容
Ⅷ 子どもと大人
Ⅸ 人生と意味
内容説明
「大きな問い」に向き合うために。このままでいいのか―誰もが直面する、自分の生き方そのものを変えなければいけなくなるその時、ユングの心理学が意味を持つ。
目次
1 夢とイマジネーション
2 心とこころ
3 コンプレクスと元型
4 病と治療
5 社会と政治
6 宗教と神話
7 結合と変容
8 子どもと大人
9 人生と意味
著者等紹介
大塚紳一郎[オオツカシンイチロウ]
1980年、東京生まれ。公認心理師。2002年、慶應義塾大学文学部卒。2009年、甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、大塚プラクシス主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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