出版社内容情報
C・G・ユングのタイプ論は、パーソナリティに関する古典的な理論としてよく知られているが、特性論が主流を占める現代において、研究や臨床実践にどのように貢献できるのだろうか。本書では、ユングのタイプ論を文献研究、量的研究、質的研究、尺度開発など様々なアプローチから詳細に検討し、その現代的な意義を明らかにしていく。ユングのタイプ論を静的で固定化したイメージから解き放ち、その発展可能性を探る渾身の力作。
目次
序章 ユングとタイプ論
第1章 ユングのタイプ論に関する研究の展望と本書の構成
第2章 心理学的タイプの既存尺度の再検討と新たな尺度の作成
第3章 心理学的タイプと他のパーソナリティ特性との関連
第4章 心理学的タイプと投映反応、箱庭作品、描画作品との関連
第5章 心理臨床家における心理学的タイプと心理療法の学派・技法のオリエンテーション
第6章 心理学的タイプの個性記述的アプローチ
第7章 共存性を考慮に入れた心理学的タイプ測定尺度(JPTS‐C)の作成
第8章 まとめ
著者等紹介
佐藤淳一[サトウジュンイチ]
立命館大学文学部地理学科地理学専攻卒業。京都文教大学大学院臨床心理学研究科修士課程修了。甲南第学大学院人文科学研究科人間科学専攻博士課程修了。博士(文学)。公認心理師。臨床心理士。現在、武庫川女子大学心理・社会福祉学部心理学科教授。専門は臨床心理学、力動的心理療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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