内容説明
どデカい汚職捜査の内偵中になぜか辞職に追い込まれた名物刑事。彼はかつて外務省機密費事件を捜査指揮した男だった。誇りと無念を胸に秘めて書き綴ったリアル・ストーリー。
目次
第1章 泥棒刑事
第2章 ナンバー知能
第3章 バブル経済事件
第4章 赤坂警察署汚職事件
第5章 麹町警察署
第6章 事件の現場は銀座のクラブ
第7章 農林水産省汚職
第8章 外務省報償費流用事件
著者等紹介
萩生田勝[ハギウダマサル]
1949(昭和24)年東京生まれ。都内の商業高校を卒業後、68年に警視庁入庁。85年に警部補に昇進、警視庁捜査二課捜査係長を務める。担当した事件は東海銀行秋葉原支店巨額不正融資事件、日本道路公団贈収賄事件、外務省内閣官房報償費詐欺事件など多数。02年に警視に昇進、玉川警察署、昭島警察署の刑事課長を歴任。05年に警視庁捜査二課立川分室管理官に就任。07年8月20日付で警視庁を退職した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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