出版社内容情報
感情処理法は、心の中で処理されずにわだかまっている不快な感情を減らしスッキリさせること、そして、その状況にふさわしい自然な感情を体験することを目的とする。この技法は、交流分析や認知行動療法をはじめとした様々な心理療法と併用することで、それらの療法の効果をより高めることができ、多くのカウンセリング臨床現場で活用されている。また、司法・医療・福祉など様々な領域の現場でもプログラムや研修に用いられている。本書では、こうした感情処理法の理論と実践の方法を豊富な事例を交えながらわかりやすく解説する。カウンセラーをはじめとした様々な分野の対人援助職を中心に、広く活用していただきたい一冊。
内容説明
カウンセリングの効果を高めるために、感情に焦点を当てることは重要である。感情処理法は、不快な感情を減らしスッキリさせること、その状況にふさわしい自然な感情を体験することを目的とする。この技法は、交流分析などと併用することでそれらの効果をより高めることができ、多くのカウンセリング臨床現場で活用されている。また、司法・医療・福祉など様々な領域の現場でもプログラムや研修に用いられている。本書では、感情処理法の理論と実践の方法を豊富な事例を交えながらわかりやすく解説する。
目次
第1章 感情処理法とは何か(感情処理法;感情処理法の効果 ほか)
第2章 感情処理への準備(抑圧と抑制;感情に向き合う動機づけ ほか)
第3章 感情処理法の実践(感情処理法の進め方;感情を吐き出す(呼吸で吐き出す) ほか)
第4章 異なるパーソナリティへの感情処理のアプローチ(人格適応論の概要;適応タイプの識別 ほか)
著者等紹介
倉成宣佳[クラナリノブヨシ]
博士(学術)、臨床心理士・公認心理師。(株)メンタルサポート研究所代表、山の手クリニックカウンセラー、長崎大学医学部客員研究員、NPOこころサポート理事長、社団法人メンタルヘルス協会副理事長。交流分析や感情処理法を使ったカウンセリングを行うかたわら、カウンセラーの養成にも注力している。また刑事施設でこれらの理論を活用したプログラムを作成・実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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