出版社内容情報
孤独、夫婦間の葛藤、性格のひずみにもとづく心身症からの解放など、豊富な実例をもとに説いたエゴグラムの基本書、待望の復刊。
エゴグラムとは、交流分析でいう5つのパーソナリティの心的エネルギーの量を棒グラフで表したもので、「本当の自分」への気づき、それにもとづくセルフコントロール、よりよい人間関係形成への貴重な手がかりを与える。本書は、そのエゴグラムをわが国ではじめて紹介した翻訳書。
内容説明
「本当の自分」への気づきやセルフコントール、よりよい人間関係形成への手がかりとなるエゴグラム。本書は孤独、夫婦間の葛藤、心身症からの解放など豊富な実例をもとに説き、日本で初めてエゴグラムを紹介した翻訳書。
目次
序論 エゴグラムの歴史的背景
第1部 エゴグラムの原理(エゴグラムの起こり;エゴグラムの構成;オゴグラムの実例;エゴグラムの妥当性)
第2部 パーソナリティの変化・成長とエゴグラム(変化の要素;パーソナリティの成長を促す技法の実際;心的エネルギーの流れ(一定の法則))
第3部 エゴグラムの実際(孤独;カップルの葛藤;症状;権威葛藤)
著者等紹介
デュセイ,ジョン・M.[デュセイ,ジョンM.] [Dusay,John M.]
アメリカ、カンザス州生まれ。カンザス大学にて医学博士号を取得。ユニオン大学精神科助教授、国際交流分析学会会長、同会理事を歴任。交流分析の創始者エリック・バーンと初期から研究を共にした。エゴグラムの開発により「エリック・バーン記念科学賞」受賞。交流分析の普及・教育に国際的に活躍した
池見酉次郎[イケミユウジロウ]
福岡県生まれ。九州大学医学部卒。1961年、九州大学に心身医学研究施設(後の心療内科)を創設して教授に就任。九州大学名誉教授(内科、心身医学)、北九州市立小倉病院名誉院長、日本心身医学会名誉理事長、国際心身医学会前理事長、日本自律訓練学会名誉理事長、自律訓練法国際委員会前委員長、日本交流分析学会名誉理事長などを歴任。1999年死去
新里里春[シンザトリシュン]
沖縄県生まれ。ミシガン州立大学心理学科卒。東邦大学医学博士を経て、九州大学心療内科助手、琉球大学教育学部教授、琉球大学理事・副学長を経て、琉球大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。