目次
特集(没頭することとプレイセラピー;子どもとユング心理学;いつか「真珠」を抱けるかな―河合準雄さんのこと・「こども」のこころ;谷川俊太郎が語る河合準雄―子どもってどんなだろう?)
論文―研究論文(おはなしにならない言葉がおはなしになるとき―統合失調症と診断された人たちと即興で紡ぐ連想物語の考察;アクティヴ・イマジネーションにおけるイマジナーへの帰責の可能性―ユング心理学における自由意志と主体;石牟礼道子作『不知火』における救済のイメージについて;「信徳丸」にみる青年の個性化過程と観音信仰―説教節の元型的世界(2))
印象記(国際分析心理学会関連大会印象記2018;第5回IAAP/IAJS The Joint Conference 2018印象記;第4回ISPDI大会印象記;日本ユング心理学会第7回大会印象記)
文献案内(“子ども”に関するユング心理学の基礎文献;海外文献)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
49
ユング心理学研究第11巻、河合隼雄生誕90周年(2018年)を記念した特集として,心理臨床家弘中正美「没頭することとプレイセラピー」、心理臨床家リース滝幸子「子どもとユング心理学」、児童作家工藤直子「いつか「真珠」を抱けるかなー河合隼雄さんのこと・「こども」のこころ」に加えて、詩人谷川俊太郎と心理学者河合俊雄対談「谷川俊太郎が語る河合隼雄ー子どもどんなだろう?」を収録(他に論文等も掲載)。生前深い関わりのあった心理臨床家、作家、詩人の河合隼雄との思い出が綴られている。非常に興味深かった。読書記録として。2021/08/14