出版社内容情報
慢性痛を増幅させる心の働きを変えていくためのマインドフルネス瞑想を実践する。効果的に取り組める瞑想のガイダンスCD付き。痛みを増幅させていたのは、痛みに抵抗する「心の働き」だった!
慢性痛を引き起こすメカニズムを学びながら、この「心の働き」を変えていくためのマインドフルネス瞑想を実践する。
慢性痛の苦しみやストレスに自分で対処できるようになろう!
効果的に取り組める瞑想のガイダンスCD付き。
・1回わずか10分程度の瞑想を1日2回、8週間続けるプログラム
・からだへの負担の少ない姿勢や動きは図解で詳しく紹介
・自分のからだの状態や活動ペースに合った生活スタイルを発見するための記録シートも充実
[本書で取り上げている瞑想]
呼吸を感じる簡単な瞑想
コーヒー瞑想
ボディスキャン瞑想(トラック1)
日常の中で呼吸を意識する
呼吸瞑想(トラック2)
移り変わっていく心と身体を感じる
マインドフルな動きの瞑想(トラック3)
思いやりと受容の瞑想(トラック4)
喜び探しの瞑想(トラック5)
心を開く瞑想(トラック6)
つながりの瞑想(トラック7)
3分間呼吸空間法(トラック8)
[目次]
謝辞
マーク・ウィリアムズによる序文
第1章 すべての瞬間は新たなチャンス
マインドフルネスで痛みと苦しみが消えていく
健康のためのマインドフルネス
第2章 抵抗している限り、いつまでも続く
痛みとは何か
一次的苦痛と二次的苦痛
著者たちのマインドフルネス体験
第3章 マインドフルネスプログラムを始めるにあたって
瞑想する時間と場所
瞑想中の座り方
いつからプログラムを始めるか
第4章 第1週:荒馬を静める
ボディスキャン
駆け回る思考
瞑想中に起こるその他の問題
習慣を手放す:少しの間、自然に接する
第5章 第2週:思考を自分と切り離す
感情の悪循環
あるがままの自分を生きる
呼吸を意識の錨とする
私は生きている
呼吸を通じて「することモード」に気づく
習慣を手放す:しばらくの間、空を観察する
第6章 第3週:「反応」ではなく「対応」することを学ぶ
マインドフルに動く
日常生活のマインドフルネス:「膨張―破裂」サイクルの克服
習慣を手放す:やかんのお湯が沸くのを観察する
第7章 第4週:苦しみやストレスが消えていくのを観察する
受け入れること
ペーシングプログラム:日誌を分析する
習慣を手放す:重力と和解する
第8章 第5週:小さな喜びに気づく
自分の脳を組み替える
喜びは待っている
ペーシングプログラム:ベースラインを固める
習慣を手放す:良かったことを10個書き出す
第9章 第6週:思いやりのやさしい重みを感じる
思いやりを持って人生に向き合う
新たな視野
ペーシングプログラム:定着と改善
日常の中の一瞬一瞬を大切にする
習慣を手放す:立ち止まって目や耳を働かせる
第10章 第7週:つながりに気づく
孤立からつながりへ
本来の自分を取り戻す
ペーシングプログラム:3分間呼吸空間法
習慣を手放す:手あたり次第に人にやさしくする
第11章 第8週:本来の自分を生きる
本当の幸福を見つける
自分に手紙を書く
注
資料
関連書籍
付録
索引
監訳者あとがきにかえて:痛みへの関わり方を変えるために
ヴィディヤマラ・バーチ[ヴィディヤマラ バーチ]
著・文・その他
ダニー・ペンマン[ダニー ペンマン]
著・文・その他
佐渡 充洋[サド ミツヒロ]
監修/翻訳
小野 良平[オノ リョウヘイ]
翻訳
岩坂 彰[イワサカ アキラ]
翻訳
内容説明
慢性痛を引き起こすメカニズムを学びながら、この「心の働き」を変えていくためのマインドフルネス瞑想を実践する。慢性痛の苦しみやストレスに自分で対処できるようになろう!
目次
すべての瞬間は新たなチャンス
抵抗している限り、いつまでも続く
マインドフルネスプログラムを始めるにあたって
第1週:荒馬を静める
第2週:思考を自分と切り離す
第3週:「反応」ではなく「対応」することを学ぶ
第4週:苦しみやストレスが消えていくのを観察する
第5週:小さな喜びに気づく
第6週:思いやりのやさしい重みを感じる
第7週:つながりに気づく〔ほか〕
著者等紹介
バーチ,ヴィディヤマラ[バーチ,ヴィディヤマラ] [Burch,Vidyamala]
イギリスを拠点にマインドフルネスのコースとトレーニングを提供する組織Breathworksの共同設立者であり、マインドフルネスのトレーナーとして国際的に活躍している。自らの慢性痛への対処として30年以上にわたってマインドフルネスを実践している
ペンマン,ダニー[ペンマン,ダニー] [Penman,Danny]
ノンフィクション作家・ジャーナリスト。イギリスの著名な新聞・雑誌に寄稿しており、ジャーナリストとしての受賞歴多数。瞑想の指導者の資格、生化学の博士号も有する
佐渡充洋[サドミツヒロ]
岡山大学医学部医学科卒業。同大学病院麻酔・蘇生科で初期研修後、1999年、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室入局。2005年、ロンドン大学大学院修士課程への留学などを経て、2008年より慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室勤務。同教室および同大学ストレス研究センター専任講師。医学博士
小野良平[オノリョウヘイ]
1980年生まれ。フリーランスで翻訳や、Webシステムの企画・開発業務に携わる。翻訳では精神療法関連の出版翻訳を中心に、国際NGOへの翻訳協力なども行っている
岩坂彰[イワサカアキラ]
1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。編集者を経て翻訳家。主に精神療法・神経科学関連の出版翻訳を手がけ、新聞・雑誌向けの報道翻訳も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。