出版社内容情報
SCTはシステムという考え方が特徴のグループ・アプローチ。本書はその実際と理論について書かれた入門書。教育分野等にも応用可。
SCTはシステムという考え方を特徴とするグループ・アプローチ。人間も1つのシステムであるとみなし、個人の創造的変容にも応用できる。そのアプローチは、個人、カップル、グループ、組織、国家を問わず用いることができるため、コンサルティングなどの領域にも使える手法であり、すでに欧米では組織開発や教育の分野などで活用されている。本書は、SCTのグループの実際とその背景にある理論について書かれた入門書。
目次
推薦の言葉
訳者まえがき
日本語版序文
図と表のリスト
謝辞
序文
第1章
システム・センタードという見かた
第2章
SCTの実験グループの逐語録
第3章
システム・センタード・セラピーの技法
第4章
システム・センタード・セラピーの実践の背景にある背景
【著者紹介】
イヴォンヌ・M・アガザリアン(Yvonne M. Agazarian)心理療法士、教育学博士。システム・センタード・アプローチおよび、リビング・ヒューマン・システム理論を開発。SCTRI(Systems-Centered Training and Research Institute)を創始。現在、アデルフィ大学・博士課程修了者・グループプログラムの臨床教授。フィラデルフィアの個人開業オフィスにて臨床実践をしている。1997年および2014年に米国心理学会から、集団心理の研究、理論の開発、専門家の育成等に対する貢献を表彰されている。著書に『SYSTEMS-CENTERED THERAPY FOR GROUPS』(H.Karnac Ltd.)『SYSTEMS-CENTERED PRACTICE』(H.Karnac Ltd.)『SCT in Clinical Practice』(共著、WingSpan Press)他
目次
第1章 システム・センタードという見かた
第2章 SCTの実験的グループの逐語録
第3章 システム・センタード・セラピーの技法
第4章 システム・センタード・セラピーの実践の背景にある理論
著者等紹介
アガザリアン,イヴォンヌ・M.[アガザリアン,イヴォンヌM.] [Agazarian,Yvonne M.]
心理療法士、教育学博士。システム・センタード・アプローチおよび、リビング・ヒューマン・システム理論を開発。SCTRI(Systems‐Centered Training and Research Institute)を創始。現在、アデルフィ大学・博士課程修了者・グループプログラムの臨床教授。フィラデルフィアの個人開業オフィスにて臨床実践をしている。1997年および2014年に米国心理学会から、集団心理の研究、理論の開発、専門家の育成等に対する貢献を表彰されている
鴨澤あかね[カモザワアカネ]
早稲田大学大学院・人間科学研究科修了。公共相談機関・教育相談員、精神科クリニック・心理士、メンタルヘルスサービス・コンサルタントなどを経て、現在、北星学園大学・社会福祉学部・福祉心理学科および同大学院・社会福祉学研究科・臨床心理学専攻・准教授。臨床心理士、日本集団精神療法学会・グループサイコセラピスト・認定スーパーバイザー。2014年8月から1年間、SCTRI(Systems‐Centered Training and Research Institute)にてSCTのトレーニングをうける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。