幻冬舎新書<br> アメリカはなぜ日本より豊かなのか?

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幻冬舎新書
アメリカはなぜ日本より豊かなのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987432
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0295

出版社内容情報

国民の能力に差はないのになぜ給料が7.5倍!?

その理由を知れば、日本は現状から抜け出せる!
アメリカと日本の国力の差は、縮まるどころか広がる一方だ。いまや一人当たりGDPでは2倍以上の差が開き、専門家の報酬はアメリカのほうが7・5倍高いことも。国民の能力に差はないのに、国の豊かさとなると、なぜ雲泥の差が生じるのか? その理由は「世界各国から優秀な人材を受け入れ、能力を発揮できる機会を与えているかどうかにある」と著者は言う。実際に大手IT企業の創業者には移民や移民2世が多く、2011年以降にアメリカで創設された企業の3分の1は移民によるものである。日本が豊かさを取り戻すためのヒントが満載の一冊。

内容説明

アメリカと日本の国力の差は、縮まるどころか広がる一方だ。いまや一人当たりGDPでは2倍以上の差が開き、専門家の報酬はアメリカが7.5倍高いことも。国民の能力に差はないのに、国の豊かさとなると、なぜ雲泥の差が生じるのか?その理由は「世界各国から優秀な人材を受け入れ、能力を発揮できる機会を与えているかどうかだ」と著者は言う。実際、大手IT企業の創業者には移民や移民2世が多く、2011年以降にアメリカで創設された企業の3分の1は移民によるものだ。日本が豊かさを取り戻すためのヒントが満載の一冊。

目次

第1章 日米給与のあまりの格差
第2章 先端分野はアメリカが独占、日本の産業は古いまま
第3章 円安に安住して衰退した日本
第4章 春闘では解決できない。金融正常化が必要
第5章 アメリカの強さの源泉は「異質」の容認
第6章 強権化を進める中国
第7章 トランプはアメリカの強さを捨て去ろうとする

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あみやけ

37
わかりやすかったし、説得力があったし、勉強になりました。ただ、日本はまずい。そもそも、やっぱりどっかの野党が言ってる程甘くはないですね。結局、頑張らないで発展はない。教育にお金を使わないと。育児ではなく。(これは自分が考えたこと。)救済ではなく育てないと。あと、アメリカ大統領選も気になりますが、どちらがなっても日本がどうするかが大事ですね。ただ、お隣の大国はもっとまずいか。まずは自分が勉強して、子どもたちに還元しないと。結局、他力では成長しないんですよね。国家も個人も。移民を受け入れられる日本になれるか?2024/11/04

メタボン

28
☆☆☆☆ 現代の日米経済情勢(豊かなアメリカとプアジャパン)の概要を掴める良書だった。マイクロソフトとアップルだけで時価総額5.6兆ドル。日本の若者が世界トップレベルの高等教育を受けられる機会は欧米の2割、韓国の4分の1。半導体産業へは巨額の補助、一方基礎研究や人材育成のための資金は削減。企業利益は円安による帳簿上な利益であり、産業構造は古いまま。技術革新などにより生産性が上がれば為替レートに関わらず企業利益は増える。経済全体の賃上げ率は定昇分を除いたベースアップ率で評価。2024/10/20

Toshi

21
本書のタイトルにもなっている疑問は私も常々抱いてきたものである。野口先生はこれに賃金、人材育成、金融政策、移民など、多角的視点から切り込んでいき、現状の政策(無政策)に警鐘を鳴らす。とてもわかり易い内容あるが、これら提言を実行していくのは簡単ではなかろう。またその先に予想される更なる格差拡大や、移民増加による社会の不安定化と言った米国が抱える諸問題についても、日本は受け入れる準備が出来ているとは私には思えないのだ。2025/02/17

tetsubun1000mg

21
タイトルが面白くて選んだが大正解。 83歳だと思われるが、決して専門用語の羅列をせずグラフや統計数字を入れて解説しているので分かりやすい。 東大応用物理学科卒ながら大蔵省に採用されUCLAで修士課程、イェ―ル大で博士課程修了とアメリカ暮らし時にその豊かな生活レベルを実感したという。 一人当たりのGDP、平均年収など4倍から7倍の差がついている数字を見せられると納得せざるを得ない。 日本はいまだに車など製造業が主力だが、アメリカはAI向け半導体、ソフト、医療など高成長で高収益の産業で世界の先頭を走っている。2024/11/01

Fondsaule

12
★★★★ どれだけ多様性において寛容かということ。 そして、イノベーティブであること。 そこで差がでるのか2025/02/19

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