箱庭療法学モノグラフ<br> 高齢者の心理臨床―老いゆくこころへのコミットメント

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箱庭療法学モノグラフ
高齢者の心理臨床―老いゆくこころへのコミットメント

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422114798
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

目次

第1章 序論―本研究の問題と目的
第2章 高齢者に対する心理療法・心理的アプローチに関するこれまでの実践・研究
第3章 本研究における精神科デイケアの概要
第4章 デイケアのプログラム
第5章 臨床心理士によるファシリテーション
第6章 事例1:神経症的な葛藤を抱えながら生きる高齢者
第7章 事例2:老いへの不安と神経症性不眠を主訴とする高齢者
第8章 総合考察

著者等紹介

北山純[キタヤマジュン]
1975年生まれ。2014年、上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。上智大学心理学科リサーチアシスタント、東神奈川クリニック臨床心理士などを経て、現在、学習院大学学生センター学生相談室専任相談員、桜ヶ丘神経内科クリニック非常勤臨床心理士、文教大学非常勤講師。博士(心理学)。臨床心理士。専門は臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

本書は、精神科デイケアにおける高齢者の心理的援助の実践を基軸として、高齢者の心理臨床について考察したものである。本書は、精神科デイケアにおける高齢者の心理的援助の実践を基軸として、高齢者の心理臨床について考察したものである。心理臨床家が高齢者と関わる際、良い面だけに目を向けるのでも、不必要にペシミスティックになるのでもなく、老いの複雑なありよう全体に率直に目を向け、そこにとどまり、高齢者と共に過ごそうと試みることは、高齢者の心理臨床に何らかの意味があるのではないか。その点について、筆者自身の臨床実践をもとに検討してゆく。

第1章においては、老年期特有の「多義性」に焦点を当てて検討し、研究全体の問題と目的について言及する。本書では「わたし」という概念を用い、高齢者のこころの動き全体を捉えようと試みる。
第2章では文献研究として、高齢者に対する心理療法、心理的アプローチに関するこれまでの実践・研究を概観する。
第3章からは、本研究で検討する事例が営まれた、高齢者対象の精神科デイケアの実際について示してゆく。
第4章では特にデイケア内で用いた各種のプログラムについて、その実際と特徴について詳説する。
第5章では、デイケアにおける臨床心理士のファシリテーションの方向性について、臨床場面でのやりとりを例示しながら述べてゆく。
第6章、第7章において実際の臨床事例を提示し、そのプロセスを検討し、考察を加える。
第8章では総合考察として、高齢者の多義的で矛盾を含んだ「わたし」全体に着目しながら営まれる心理臨床実践にどのような意義がみられるかについて考究してゆく。

なお、本書で扱われる高齢者は、認知症ではない、外来通院が可能な高齢者が対象となっている。

目次


はじめに

●第1章 序論―本研究の問題と目的―
第1節 高齢者の心理的特徴
第2節 伝承文学に見る老い―日本昔話、遠野物語―
第3節 老年観の多義性・両義性・矛盾
第4節 高齢者への心理臨床の方向性への仮説
第5節 コスモロジーと「わたし」概念
第6節 本研究の目的
第7節 本研究のアプローチ―事例研究法について―
第8節 本書における倫理的配慮

●第2章 高齢者に対する心理療法・心理的アプローチに関するこれまでの実践・研究
第1節 高齢者を対象とした心理療法の特徴
第2節 高齢者に対する心理療法の実際
第3節 本書における実践について

●第3章 本研究における精神科デイケアの概要
第1節 筆者らの臨床実践のオリジナリティ
第2節 デイケアにおける心理的援助の目
第3節 デイケアの実際

●第4章 デイケアのプログラム
第1節 プログラムの設定にあたって
第2節 プログラムの実際と特徴
第3節 考察:doingではなくbeingへ

●第5章 臨床心理士によるファシリテーション
第1節 臨床心理士の役割
第2節 臨床心理士のグループへのかかわり
第3節 デイケア場面の実際

●第6章 事例1:神経症的な葛藤を抱えながら生きる高齢者
第1節 はじめに
第2節 事例の概要
第3節 事例の経過
第4節 考察

●第7章 事例2:老いへの不安と神経症性不眠を主訴とする高齢者
第1節 はじめに
第2節 事例の概要
第3節 事例の経過
第4節 考察

●第8章 総合考察
第1節 「わたし」全体への着目
第2節 心理臨床家の高齢者に対する態度の変化
第3節 heuristicなアプローチ―多義的な老いを生きるために
第4節 高齢者の心理臨床のありかた―Circumambulation―
第5節 本アプローチで生じる高齢者のこころの変化
第6節 デイケアという構造が高齢者に果たす役割
第7節 本研究の限界と今後の課題
第8節 結語

引用文献

謝辞

北山 純[キタヤマ ジュン]
著・文・その他