内容説明
ABC(Activity Based Costing)とはビジネスを「活動=Activity」の単位に細かく分類し、活動ごとのコストを計算することである。ABM(Activity Based Management)は、ABCをベースに、活動単位の分析を通して無駄な活動を削減し、企業競争力の源泉活動に人的資源を集中させることを継続的に実行する管理手法である。ABC、ABMを効果的継続的に活用すれば、どのような企業でも着実にコスト削減と競争力向上を両立することができる。導入実践の第一人者がそのすべてを明かす。
目次
第1章 ABCとは?(ABCが必要になっている背景;ABCとは?)
第2章 ABMとは?(ABMとは?;改善データベース;活動分析・付加価値分析 ほか)
第3章 ABMの適用テクニック(一般的なプロセス改善;システム化を通したプロセス改善;シェアドサービス ほか)
第4章 ABMプロジェクトの進め方(ABCによる業務可視化とABMによる改善実行;ABCシステム導入と給与制度改革;ABMプロジェクト成功のために)
著者等紹介
松川孝一[マツカワコウイチ]
東京工業大学工学部生産機械工学科卒業。1989年プライスウォーターハウスコンサルタント株式会社入社。消費材関連業界を中心に、営業・マーケティングの業務革新及びシステムコンサルタント業務に従事。米国にてABCのプロジェクトに参画するとともに、ABCアプリケーションソフト開発に携わる。1995年より国内で流通サービス業界、消費財メーカー、耐久財メーカー、建設業界と幅広く、ABC/ABMプロジェクトを推進している。現在、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社ABM部部長、早稲田大学アジア太平洋研究センタービジネススクール講師。共著書に『流通ABC革命』(同友館、1998年)があるほか、雑誌等への記事執筆、連載多数
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