箱庭療法学モノグラフ<br> 箱庭療法の治療的仕掛け―制作者の主観的体験から探る

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箱庭療法学モノグラフ
箱庭療法の治療的仕掛け―制作者の主観的体験から探る

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422114729
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

目次

第1章 箱庭療法の何をどのように研究するのか
第2章 箱庭においてアイテムはどのように体験されるのか
第3章 箱庭において砂箱はどのように体験されるのか
第4章 アイテムを置くことはどのように体験されるのか1―アイテムの位置が直感される場合
第5章 アイテムを置くことはどのように体験されるのか2―ストーリーによって位置が決まる場合
第6章 総合考察―箱庭の何が治療的な仕掛けとなっているのか
付章1 PAC分析による箱庭作品へのアプローチ
付章2 クライエントとセラピストの関係の違いが箱庭表現に及ぼす影響についての一考察

著者紹介

石原宏[イシハラヒロシ]
1977年、大阪市生まれ。2004年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学大学院教育学研究科助手を経て、佛教大学教育学部臨床心理学科准教授。博士(教育学)。臨床心理士。専門は臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

箱庭制作者の主観的体験に関する調査研究の結果を示し、箱庭療法の何が治療的効果をもたらすのか、という問いに挑む。

心理療法の有効な技法の一つと位置づけられる箱庭療法。臨床場面において、その治療的効果が実感されながらも、非言語的な手法であるがゆえに、そこで何が起きているのかについての論理的な説明は困難であった。そこで、砂箱にアイテムを置く際に制作者に砂箱やアイテムがどのように体験されているのか、主観的体験に焦点を当てた調査研究を行い、その結果を示すことで、箱庭療法の何が治療的効果をもたらすのかという問いに挑む。

刊行によせて
木村晴子記念基金について

序 章 本書で論じる主題と本書の構成

第1章 箱庭療法の何をどのように研究するのか
1.箱庭療法の何を研究するのか
2.箱庭療法をどのように研究していくのか
3.制作者の主観的体験をどのように研究していくのか
4.本書の目的と本書における議論の適用範囲について
5.本書で扱う調査研究の具体的方法

第2章 箱庭においてアイテムはどのように体験されるのか
1.調査研究――制作者P1(1回目)の結果の提示
2.考察

第3章 箱庭において砂箱はどのように体験されるのか
1.箱庭療法における砂箱
2.調査研究――制作者P2(1回目)の結果の提示
3.考察I――制作者P2の体験について
4.臨床事例A――砂箱の外へアイテムを並べたクライエント
5.考察II――臨床事例Aの体験についての考察 制作者P2との比較から
6.考察III――「自由であると同時に保護された空間」の体験について

第4章 アイテムを置くことはどのように体験されるのかI――アイテムの位置が直感される場合
1.砂箱にアイテムを置くという体験とその振り返りについて
2.参加者20名の各2セッションにおけるアイテムを置く体験の概観
3.アイテムの位置が直感されるという体験
4.調査研究――制作者P3(1回目)の結果の提示
5.考察I――制作者P3の体験についての考察
6.調査研究――制作者P6(1回目)の結果の提示
7.考察II――制作者P6の体験についての考察
8.考察III――砂箱にアイテムを置くという仕掛け

第5章 アイテムを置くことはどのように体験されるのかII――ストーリーによって位置が決まる場合
1.置く位置に「迷う」という体験
2.調査研究――制作者P7(1回目)の結果の提示
3.考察I――ストーリーによって決まる位置
4.考察II――制作者の身体と砂箱空間の関係
5.考察III――箱庭における空間と時間の流れ

第6章 総合考察――箱庭の何が治療的な仕掛けとなっているのか
1.はじめに
2.モノとイメージの交錯という観点から見た箱庭療法のメカニズム
3.一つのアイテムを選び、置くという方法論について
4.おわりに

付章1 PAC分析による箱庭作品へのアプローチ
1.はじめに
2.目的
3.方法
4.結果
5.考察
6.おわりに

付章2  クライエントとセラピストの関係の違いが箱庭表現に及ぼす影響についての一考察
1.問題と目的
2.臨床事例におけるある出来事の提示
3.考察
4.総合考察
5.今後の課題


引用文献
人名索引
事項索引
初出一覧
あとがき

【著者紹介】
石原 宏(いしはら・ひろし)1977年、大阪市生まれ。2004年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学大学院教育学研究科助手を経て、現在、佛教大学教育学部臨床心理学科准教授。博士(教育学)。臨床心理士。専門は臨床心理学。論文に「PAC分析による箱庭作品へのアプローチ」(箱庭療法学研究,12(2),3-13,1999年)、「心理療法過程において宗教性に出会うとき――ある少女との心理療法の1セッションから」(鍋島直樹・海野マーク・岡田康伸・倉光修(編)『心の病と宗教性――深い傾聴』法蔵館 pp.218-231,2008年)、「『人の悪口が勝手に浮かんでくる』と訴えた統合失調症青年との面接過程――統合失調症における自他の成立、および主体定立の試みという観点から」(皆藤章・松下姫歌(編)『心理療法における「私」との出会い――心理療法・表現療法の本質を問い直す』創元社 pp.182-192,2014年)など。