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PTSDとトラウマの心理療法―心身統合アプローチの理論と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422114163
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

心だけでなく身体の症状ももつPTSD(外傷後ストレス障害)やトラウマについて、心身両面からアプローチする、類のない1冊。

内容説明

トラウマは、心だけではなく身体にも深い傷つきと影響を与える。記憶や神経系など最新の科学的研究をもとに、身体接触をせずに身体に働きかける方法を心理療法の領域に紹介し、心身統合的なアプローチをわかりやすく解説した初の専門書。

目次

第1部 理論編(外傷後ストレス障害(PTSD)の概観―身体と心へのトラウマの影響
発達、記憶、脳
身体は覚えている―身体記憶の理解
いまだ思い出されないトラウマの表現―解離とフラッシュバック)
第2部 実践編(まず最初に、傷つけないこと;リソースとしての身体;より安全なトラウマ療法のための追加の身体技法;身体記憶は個人の歴史となる)

著者等紹介

ロスチャイルド,バベット[ロスチャイルド,バベット][Rothschild,Babette]
ソーシャルワーク修士(MSW)。認定クリニカル・ソーシャルワーカー(LCSW)。1976年より心理療法に携わる。9年間にわたるデンマークでの勤務を経て、現在、ロサンゼルス在住。全米および欧州にて、セラピスト、コンサルタント、スーパーヴァイザー、講師として活躍を続ける。国際および欧州トラウマティック・ストレス学会、トラウマティック・ストレス専門家協会、全米ソーシャルワーカー協会、身体心理療法米国協会、各会員

久保隆司[クボタカシ]
大阪大学人間科学部卒。総合商社勤務を経て、サンフランシスコ湾岸地区のジョンF.ケネディ大学にてカウンセリング心理学修士号(MA)を取得。専攻はソマティック(身体)心理学。米国ではハコミセラピー、ローゼンメソッド等の心身アプローチの訓練も修了。現在、アライアント国際大学CSPP臨床心理大学院(東京キャンパス)講師。都内にて心理カウンセラーとしても勤務。主に心身統合の問題を研究‐実践している。身体心理療法米国協会、日本トラウマティック・ストレス学会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぬぐみ

1
PTSDと身体記憶の関連についての話がとても分かりやすく、目から鱗だった。また実践の部分で、アクセルをかけることの前にブレーキをかける練習をすることが大切という話も良かった。まだまだ噛み砕いて理解できていない部分もあるので、もう一度読みたい。2016/12/21

pi_nika

0
専門書。読みやすかった。翻訳も丁寧。2012/06/11

SIS(Taka)

0
PTSおよび、PTSDに伴う自立神経の過覚醒について重要な示唆を含んでいる本。それは、従来、自立神経が過覚醒している場合は、交感神経が過剰にハタラいている為、リラックスをすれば副交感神経が優位になるために心が落ち着くと考えられていたが、リラックスすると逆に不安になってしまうというパラドクスに陥るクライアントもいるという事だ。そして本書は心理療法のアプローチの慎重さをきちんと説いており、読みやすくPTSDへの心理アプローチへの注意深い洞察が書かれている良書。翻訳も読みやすく理解しやすい。2009/08/23

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