河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電子版あり

河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年02月17日 23時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422114095
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C1011

出版社内容情報

「平成の黒船」、スクールカウンセラー事業も今年で13年目を迎える。河合隼雄が学校臨床心理士に語った貴重な講演を書籍化。

【詳細目次】
はじめに  村山正治

学校臨床心理士の意味するもの
日本文化とカウンセラー制度
揺れる学校とスクールカウンセラー
教育の時間-こころの時間
日本の学校と文化
個と集団  
学校という場における関係性をめぐって―全体を見る・関わる・つなぐ
こころ、言葉、文化

『河合隼雄のスクールカウンセリング講演録』公刊に寄せて 大塚義孝
資料 学校臨床心理士研修会実績

あとがき  滝口俊子

目次

学校臨床心理士の意味するもの
日本文化とカウンセラー制度
揺れる学校とスクールカウンセラー
教育の時間―こころの時間
日本の学校と文化
個と集団
学校という場における関係性をめぐって―全体を見る・関わる・つなぐ
こころ、言葉、文化

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年、兵庫県篠山市に生まれる。日本の臨床心理学のパイオニアであり、名実ともに第一人者。京都大学教育学博士。京都大学名誉教授。1952年に京都大学理学部卒業後、高校の数学教諭、天理大学講師をへて、1959年にアメリカへ留学。さらに、1962年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として始めてユング派分析家の資格を取得。1965年に帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展に寄与。1992年、京都大学を退官。1995年、国際日本文化研究センター所長、2002年、第一六代文化庁長官に就任。『昔話と日本人の心』で第九回大佛次郎賞、『明恵夢を生きる』で第一回新潮学芸賞を受賞。そのほか、1995年に紫綬褒章、翌1996年に日本放送協会放送文化賞、1998年に朝日賞、2000年に文化功労者顕彰など、数々の受賞歴がある。音楽をこよなく愛し、みずからもフルートを演奏するほか、質の高い室内楽の演奏会を日常生活の中に根づかせようと、特定非営利活動法人「文化創造」を設立し、専門的な文化ヴォランティアの育成をめざした。長年、臨床心理士の国家資格化のために全力をあげて取り組んだが、その実現を見ぬまま2007年7月19日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

25
 どこまでも、必要なのは、“真摯さ”なのかなぁと思った。但し、全体的視野を持つという条件付きの。ユングもフロイトも実体験を通じて大家となったのだ。クロノスとカイロス。「怒鳴られたら勝ち」と思うこと。 いつも、考えさせてくれるから助かる。 2019/08/18

roughfractus02

8
教育現場へのスクールカウンセリングの導入で生じる問題を、著者は教えると育むのバランスの歪みと捉える。前者は生徒をクラス、メンバーのような全体的な集合の枠組みで捉えることを多いが、後者は個々と対面することで全体の関係を経過的に見る。本書は両者の時間概念を取り出し、カント的な空間と共にこの世界を作る枠としての抽象化された時計の時間(クロノス)と、ハイデガー的な時と共に熟する(時熟)身体化された無意識の時間(カイロス)とのバランスが、教育に必要であるという。著者は前者にある「教師」に比して後者を「育師」と呼ぶ。2023/02/12

みきすけぶんぶん

1
心理の仕事にかかわるものではないけれど、人の話をきくということの真理がわかる本。カウンセラーとしての心得が語られているが、人間としてとても大事なところ。。。でもそれをプロとして実践できるからカウンセラーなのですね。晩年に語られたということで、河合先生が生きていた時代のなかで、今現在に近い(より新しい)というところでも興味が深かったところもありました。しかし非行少年の話には、本筋かかわりなく感動しました。人に話を聞いてもらうって大事。2015/12/07

湯飲み猫

1
スクールカウンセリングでは生徒やその親だけでなく、担任や校長、学校全体を見なければならない。いや、それどころか、今の社会の様子や、社会がこれからどうなっていくのかも見極めて、その上で生徒個人を個人として見る。マクロな視点とミクロな視点を持たないといけないとは、カウンセラーが専門職だというのも頷ける。2012/04/29

ひだり

0
河合隼雄さんの言葉はどれも分かりやすくてすぅっと身体に入る。そしてカウンセリングへの思いが高まる!2015/09/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/189032
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。