出版社内容情報
カウンセラー、教師、看護師などの専門家から、よりよい人間関係を求める一般の人まで。初心者に最適の書。
内容説明
カウンセリングのなかで、いったい何が起こるのか―それを言葉で説明することは、きわめてむずかしい。本書は、カウンセリングを学ぶ人にも、カウンセリングを受けたいと願いながらどうしようか迷っている人にも、十分納得がゆき理解が深まる説明で、明快にカウンセリングの要諦を語った貴重な一冊である。
目次
第1部 あたたかく豊かな癒しの関係(カウンセリングのものの見方;あたたかく豊かな癒しの関係の条件 ほか)
第2部 こころの傷つきについての理解を深める(過去の痛みを繰り返してしまう―転移という現象;転移反応の五つの特徴 ほか)
第3部 変化と成長について(癒される関係のなかで人はどう変化するか;スピリチュアルな視点から見た、あたたかく豊かな癒しの関係 ほか)
第4部 補講(無意識と過去の影響を明らかにする―精神分析理論;「いま‐ここ」に純粋にいることの大切さ―人間性中心療法 ほか)
著者等紹介
古宮昇[コミヤノボル]
(米国)州立ミズーリ大学コロンビア校博士課程修了。心理学博士(PhD.in Psychology)。臨床心理士。大阪経済大学人間科学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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