目次
第1章 箱庭というツール(砂箱という仕掛け―制作者の体験を手がかりに;砂のみの箱庭表現についての一考察 ほか)
第2章 箱庭という体験(箱庭制作過程における体験をめぐって―身体感覚やイメージの広がりを捉える試み;箱庭制作における制作者の「体験」についての考察―調査の枠内で見られた一事例から ほか)
第3章 事例研究(広汎性発達障害児への箱庭療法―「隠れること」と「見つけられること」「表すこと」という視点から;孤立し危険に満ちた予測不能の世界―箱庭表現を通して見る子どもの世界 ほか)
第4章 箱庭の国際比較(箱庭の「ひらけ」と「とじ」、その制作過程に立ち会うこと―オーストラリアの大学生との箱庭制作から;オーストラリアの重度言語障害児学校における箱庭療法の試み ほか)
第5章 箱庭療法を巡って(人形の心理学;箱庭療法におけるイメージとリアリティのポテンシャル ほか)
著者等紹介
岡田康伸[オカダヤスノブ]
京都大学大学院教育学研究科教授。教育学博士。臨床心理士
皆藤章[カイトウアキラ]
京都大学大学院教育学研究科助教授。文学博士。臨床心理士
田中康裕[タナカヤスヒロ]
京都大学大学院教育学研究科助教授。博士(心理学)。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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