わが子が期待はずれの大人になってしまったとき

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422113470
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0011

出版社内容情報

☆2006年3月23日神戸新聞朝刊に紹介されました。
【内容紹介】
私たちの多くは大人になったわが子に失望している。いつまでも親離れできない子ども、子離れできない親。これは「ニート」と言われる若者層を引き合いに出すまでもなく、アメリカだけではなく、日本においても厳然たる問題としてある。「私たちの多くは大人になったわが子に失望している…」この言葉が胸に突き刺さる親たちへ、そして子どもが期待はずれの大人になってしまったのは、自分の問題であると思い悩む親たちへ、本書は、それはあなた自身の問題ではないこと、そして、子どもと縁を切るのではなく、子どもの問題から手を引き、親が、他の誰でもない親自身の人生を前向きに生きるよう、説いている。

内容説明

成長した子どものことで、密かに自分を責め、苦しんでいる親たちへ。

目次

1 子どもたちなら大丈夫―親が成人した子どもたちのことでつく嘘
2 親は待って、待って、待ち続ける
3 結局、誰のせい?
4 あの子たちが、帰ってきた!
5 独立というハードル
6 マリファナは吸わなければよかったかも
7 愛の限界
8 子どもと縁を切らずに、子どもの問題と縁を切る
9 人生の改革―子育て後の挑戦

著者等紹介

アダムズ,ジェーン[アダムズ,ジェーン][Adams,Jane]
アメリカの名門女子大スミス・カレッジ卒。心理学博士。シアトル精神分析研究所での研修後、ワシントン精神分析財団で研究生活を送る。25年以上にわたり、アメリカの家族をテーマとした著作を続け、10作近くの著書がある。『ニューヨーク・タイムズ』紙などのメディアにも数多くのコラムや記事、エッセイなどを発表。無料情報誌『シアトル・ウィークリー』の創刊時からの編集者であり、ラジオやテレビへの出演や講演をこなすなど、活動の幅は広い。ニューヨークとシアトルを生活拠点とし、成人した二人の子どもの母親でもある

堀内久美子[ホリウチクミコ]
上智大学外国語学部フランス語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りんふぁ

5
「子どもと縁を切るのではなく、子どもの抱える問題と縁を切る」、これ、子どもの所を親に置き換えてもいいですね。大人になれば失敗する権利もある。失敗する権利って考えたことなかった。ほんとその通り。突き放すのも愛だけど、難しい。2015/10/12

おーしゃん

2
もの凄く重い内容の書だった。一つはっきりと言えることは、我が子が、いわゆる親の期待とは異なる方向へ進んで行った場合であっても、親は自分たちなりに「一生懸命」子どもを育ててきた、という事実だ。成人してしまった子どもたちは、どんな状況になっていたとしても、最早親の手を離れてしまっていることを認識し、親は自分達の生活を豊かにすることを考えるべきだ、という著者の提案は、余りにも重い。少なくとも、現時点の私たちの子育てを助ける内容ではなかった。だが、仮に20年後、同様の状況に不幸にも陥った場合は読み直そうと思った。2012/06/15

introduction

1
日本では考えられないようなケースも出てきて、実際自分に引き寄せては考えられにくかったけれど、結局、諦めること、手放すこと、それしかないのかな、という気持ち。2023/03/10

masako

0
子育ては試行錯誤の連続。親は子に良かれと思いながら一生懸命に育てますが、もしも子どもが間違った道に進んでしまっても、 子どもの問題は、子どもの問題であり  親であるあなたが抱え込む必要はない、と言ってくれます。 親は、親の人生を大切に生きなさい、と諭してくれます。 パラサイト・シングルとか、ニートとか… 成人した子どもに悩みを持つ親御さんにとっては、救いになる一冊かと思いました。2017/07/29

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