思春期心理臨床のチェックポイント―カウンセラーの「対話」を通して

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思春期心理臨床のチェックポイント―カウンセラーの「対話」を通して

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422113357
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C1011

出版社内容情報

【内容紹介】
16年前、小社より『思春期女性の心理療法』を刊行して好評を博した編著者が、今回はその後の臨床体験を踏まえ、若い女性心理臨床家(20~30代)4人の提出する思春期のケースの中から、「ここが困った」「ここで迷った」「こんな時、どうしたらいいのか」という普遍性のあるポイントを取り出して、柔軟で的確なコメントを付した。学校現場、クリニック、大学の心理相談室と、臨床の場も多様。

【詳細目次】
第1章 由羽との旅-スクールカウンセリングの現場から-藤城珠子
第2章 繭の『眠い』が『友達がほしい』になるまで-精神・神経科クリニックの現場から-海藤有希
第3章 琴子13歳-大学の心理相談室での出会い-橘伸子
第4章 岬の町の少女たち

内容説明

初心者の誰もがおちいる難問に的確に答える。『ここで困った!』『ここで迷った!』『こんなとき、どう考えたらいいのだろう?』という普遍性のありそうなポイントを満載。

目次

第1章 由羽との旅―スクールカウンセリングの現場から
第2章 繭の『眠い』が『友達がほしい』になるまで―精神・神経科クリニックの現場から
第3章 琴子13歳―大学の心理相談室での出会い
第4章 岬の町の少女たち
終章 思春期心理臨床という仕事と私

著者等紹介

菅佐和子[スガサワコ]
1949年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。愛知医科大学精神科、愛知女子短期大学勤務を経て、京都大学医学部保健学科教授。臨床心理士、教育学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
専門書とは言い難いかもしれないが、カウンセラーの対応と、その解説が、まだまだ素人な私にも、とても分かりやすく、理論手前の実例ケースが読めた。2017/06/11

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0
終章の「こころのオアシスでの退行」は、思春期ケースの事例を超えて、カウンセリングにおける現実境界設定の重要性について身沁的に分かりやすく語られていて有難い。抑圧は欲深し。 --私はふと、「シンデレラ」の物語を思い出します。不幸だったシンデレラは、王子様に出会い、絵にかいたような幸福を手に入れました。しかし、もしかしたら、安定を得たとたん、かつての苦しみを忘れがたく、善良で世間知らずな王子に怒りをぶつけ、当たり散らすことになったのではないかと…。

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