短期遊戯療法の実際

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 466p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113234
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

<内容紹介>
傷つき苦しんでいる子どもたちに短期間で対応するためには、個別の柔軟な対応のほかに、素早く効率的な介入が常に求められる。子どもを対象とする臨床家のなかでも、年度ごとに採用になる非常勤のスクールカウンセラーや学生相談担当者、児童相談所で一時保護を担当する心理判定員、家庭裁判所で数回の面接しかできない調査官、心理療法的な関わりが限られる施設職員、経済的・社会的困難を抱える保護者などにとっては、まさに待望の書となろう。
 
目 次

まえがき

第1部 個人遊戯療法
第1章 恐怖症の子ども――認知行動遊戯療法
     (スーザン・M.ネル)        
第2章 悲嘆の過程にある子ども――短期ゲシュタルト遊戯療法
     (ヴァイオレット・オークランダー)    
第3章 不登校の子ども――子ども中心遊戯療法
     (キャロル・メイダー)
第4章 トラウマを抱えた子ども――発達論と短期療法
     (ジャニン・S.シェルビー)
第5章 AD/HDの子ども――構造的短期遊戯療法
     (イディ・ジェラルド・カドゥソン)
第6章 離婚家庭の子ども――短期解決志向的遊戯療法
     (ジュリア・A.トレビン)
第2部 家族遊戯療法
第7章 慢性疾患を抱えた家族――短期親子遊戯療法
     (リセ・ヴァンフリート)
第8章 養子の子ども――愛着を強くするセラプレイ
     (フィリス・B.ブース、サンドラ・リンダマン)
第9章 落ち着きのない子ども――親をエンパワメントする短期親子交流療法
     (シェ)
第10章マネジド・ケアの時代における家族療法と児童精神医学
     (トーマス・G.ハーダウェイ二世)
第3部 集団遊戯療法
第11章 性的虐待を受けた子ども――創造的遊戯療法
     (ロレッタ・ガロ=ロペス)
第12章 人間関係の苦手な子ども――集団遊戯療法
     (チャールズ・E.シェーファー、ハイディ・E.ヤコブセン、
      マージャン・ガーラマンロー)
第13章 10代の子育てプログラム――親子の愛着を強くする遊戯療法
     (スー・A.アムメン)
訳者あとがき
索引
執筆者紹介

目次

第1部 個人遊戯療法(恐怖症の子ども―認知行動遊戯療法;悲嘆の過程にある子ども―短期ゲシュタルト遊戯療法;不登校の子ども―子ども中心遊戯療法;トラウマを抱えた子ども―発達論と短期療法;ADHDの子ども―構造的短期遊戯療法;離婚家庭の子ども―短期解決志向的遊戯療法)
第2部 家族遊戯療法(慢性疾患を抱えた家族―短期親子遊戯療法;養子の子ども―愛着を強くするセラプレイ;問題行動を示す子ども―親をエンパワメントする短期親子交流療法;マネジド・ケアの時代における家族遊戯療法と児童精神医学)
第3部 集団遊戯療法(性的虐待を受けた子ども―創造的遊戯療法;人間関係の苦手な子ども―集団遊戯療法;10代の子育てプログラム―愛着を強くする遊戯療法)

著者等紹介

カドゥソン,ハイディ・G.[カドゥソン,ハイディG.][Kaduson,Heidi Gerard]
児童心理療法家。国際遊戯療法学会元会長、遊戯療法訓練研究所所長。遊戯療法、AD/HD、学習障害について精力的に講義すると同時に、ニュージャージー州ハイツタウンにて児童心理療法の個人開業をしている

シェーファー,チャールズ・E.[シェーファー,チャールズE.][Schaefer,Charles E.]
国際的に知られた児童心理学者。ニュージャージー州ティーネックにあるフェアリー・ディキンソン大学心理臨床センター所長、心理学教授。国際遊戯療法学会名誉会長

倉光修[クラミツオサム]
大阪大学大学院人間科学研究科教授、臨床心理学専攻。1951年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。臨床心理士

串崎真志[クシザキマサシ]
関西大学文学部助教授、臨床心理学専攻。1970年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程中途退学。博士(人間科学)

串崎幸代[クシザキユキヨ]
京都文教大学心理臨床センター専任研究員。臨床心理学専攻。1974年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。修士(人間科学)。臨床心理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品