欲動、自我、対象、自己―精神分析理論の臨床的総合

欲動、自我、対象、自己―精神分析理論の臨床的総合

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  • サイズ A5判/ページ数 395p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422112930
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

内容説明

心のはたらきが臨床と発達の各過程で多元現象として現れることに豊かな感受性を向ける著者パインは、わが国でも親しい有名な精神分析家・発達研究者。多元モデルの有効性と創造的洞察を生き生きと伝える多数の事例の精緻な提示をはじめ、監訳者と著者がニューヨークで4年間、直接対話を重ねて完成させた希有な訳業。

目次

第1部 理論編(一人の人間をとらえる複数の視点;精神分析における四つの心理学;臨床における四つの心理学;発達過程における四つの心理学;動機づけの発達;人格の発達と人格組織)
第2部 臨床(精神分析のセッションから;分析の実際の要約)
第3部 応用編(前エディプス的病理という概念;自我欠陥という概念;乳児研究、共生期、臨床―概念のケーススタディ;精神分析的治療における変化促進要因について)

著者等紹介

パイン,フレッド[パイン,フレッド][Pine,Fred]
1956年Harvard大学社会関係学部卒業。1968年New York Psychoanalytic Institute卒業。精神分析学専攻。現職、Albert Einstein大学医学部精神科終身教授。New York大学Pastdoctoral Program in Psychotherapy and Psychoanalysis招聘教授。Training & Supervising Analyst Training & Supervising Analyst,New York Freudian Society

川畑直人[カワバタナオト]
1987年、京都大学大学院博士課程中退。現在、京都文教大学教授。教育学博士。臨床心理士。ホワイト研究所精神分析家

伊藤俊樹[イトウトシキ]
1993年、京都大学大学院博士課程修了。現在、神戸大学発達科学部助教授

河崎佳子[カワサキヨシコ]
1990年、京都大学大学院博士課程修了。現在、仏教大学教育学部助教授

杉原保史[スギハラヤスシ]
1989年、京都大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、京都大学カウンセリングセンター講師。教育学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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