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出版社内容情報
第25回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞! 幽霊が出たり、神様の使いが住んでいたり……。“ちょっと不思議なこと”が舞い込む深山荘を舞台に繰り広げられる感動のご飯物語、待望の第二巻!
内容説明
平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は家賃四万五千円で夕食付き。大家さんの娘で、俺の片思いの相手・夏乃子さんが毎日夕食を作ってくれる。幽体離脱が特技だったり、神様の使いだったり、住人は変わり者だけど、みんな彼女の夕食が大好きだ。でも、夏乃子さんを捨て失踪した母親のアルバムが見つかったことがきっかけで、彼女にとある“異変”が起きてしまい…。沢山の幸せをくれた大切な人のために、俺は何ができるんだろう。泣けて心温まる夕食物語、第二弾!
著者等紹介
村谷由香里[ムラタニユカリ]
山口県出身。山口大学人文学部卒。『ふしぎ荘で夕食を―幽霊、ときどき、カレーライス』で第25回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ありす
40
カツレツ、ちらし寿司、ミートローフ、オムライス、どれも美味しそうでした。迷い犬探し、祖父母の金婚式、この2話はふしぎ荘なのであるかなという展開で終わりは暖かく良かった。3話目は想像を越えたふしぎで、突然の展開にモヤモヤが残ってしまった。話事態は良い話なんですけどね。終わりっぽい感じだけど、児玉さんの卒業を見届けたい気も。もし続編が出たら読みたいです。【シリーズ2作目】2020/07/19
Walhalla
34
シリーズ2作目です。今回も美味しそうなお料理が並びますね。どれも、特別豪華という訳ではありませんが、深山荘のお台所で作られた品々は、ひとを幸せにする優しい隠し味が決め手ですよね。登場人物も良い人ばかりで、続編が出ればまた読みたいと思います。2021/04/01
瑪瑙(サードニックス)
32
前作と同じでほっこりできるお話でした。全話に暖かい雰囲気があり、安心して読めました。お互いのことを思うから悩んでしまう。夏乃子と深山荘の面々がこれからもお互いを思いやって過ごしていく限り、きっと悪いようにはならないと思えました。2024/04/05
よっしー
21
またまた美味しそうな料理が沢山登場しました。ちらし寿司とかめっちゃ手が込んでて…逆にどんなものなのか食べてみたくなりました。今回も一歩間違えればホラーでしかない不思議な現象が起こりましたが、どんな場面であれ結果的には良い方向に解決していったのかな。夏乃子さんの味覚に関しては色々と謎が残った気がしますが、結果オーライかな。2022/07/17
栗山いなり
11
家賃4万5千円で夕食付きの『深山荘』を中心に繰り広げられるちょっと不思議なごはん物語。作られる料理と登場人物達の掛け合い、そして少しのファンタジー要素が絡み合い美味しいごはんを食べた時みたいに温かな気持ちになる作品だった2022/07/17
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