出版社内容情報
【解説】
前版の事例やデータを新しくした改訂新版。めまぐるしく変貌する現代社会の中で、自己を確立し心の健康を維持しつづけるのはなかなかむずかしい。本書は、精神に病をかかえる人のみならず、現代に生きるすべての人たちが、心の健康を増進し、人生の苦難を乗り越えていけるように、またそれを理解し、援助しようとする人たちにも役立つようにと、身近な臨床事例を数多くひきながら対処法や援助法を具体的かつ実際的に解説する。
内容説明
本書は、めまぐるしく変貌する現代社会の中で、自己を確立し心の健康を目指す人、人生を生きる過程で何回か挫折しながらも克服しようとする人、そしてこれらの人を理解し、援助しようとする人を対象に書かれている。従来の精神衛生についての本とは異なり、心の健康づくりについて、数多くの身近な臨床事例をもとに、対処法、援助法を、できるだけ具体的・実際的に著している。
目次
第1部 メンタルヘルスとその歴史(心の健康とは;メンタルヘルスの歴史)
第2部 ライフサイクルからみた心の健康(乳幼児期のメンタルヘルス;児童期のメンタルヘルス;思春期・青年期のメンタルヘルス;中年期のメンタルヘルス;老年期のメンタルヘルス;女性のメンタルヘルス)
第3部 生活環境と心の健康(家庭のメンタルヘルス;学校のメンタルヘルス;職場のメンタルヘルス;現代社会とメンタルヘルス)
第4部 精神疾患の基礎知識(精神疾患の分類;精神医学的面接の仕方;精神疾患の診断のために;精神疾患の病像の特徴;精神疾患の治療)