出版社内容情報
【解説】
『うつと不安の認知療法練習帳』(ISBN:4422112694)は、問題を抱える人が自分自身の問題に取り組む際に役立つクライエントのための本。本書は、個々のクライエントにとって最大限の治療効果を引き出すためには、その『練習帳』をどのように適用していったらいいかを解説したセラピストのためのガイドブック。治療の中に『練習帳』をどのように組み込むのか、クライエントにどのように治療目標をたてさせるのか、などをケースに合わせて詳述している。
内容説明
治療者のための認知療法の実践的な手引書が初登場。うつ、不安、パニック障害、適応障害、トラウマ、摂食障害、物質乱用、人格障害など、さまざまな症状をもつクライエントへの対応の仕方を、『練習帳』を使いながら、具体的な逐語録によってわかりやすく解説。
目次
第1章 『うつと不安の認知療法練習帳』の使い方
第2章 『練習帳』をクライエントに合わせる
第3章 治療目標を決める
第4章 うつのクライエントに『練習帳』を使う
第5章 不安障害のクライエントに『練習帳』を使う
第6章 その他の問題に苦しむクライエントに『練習帳』を使う
第7章 人格障害のクライエントに『練習帳』を使う
第8章 短期療法で『練習帳』を使う
第9章 集団療法で『練習帳』を使う
第10章 入院患者に『練習帳』を使う
第11章 認知療法の訓練に『練習帳』を使う
著者等紹介
パデスキー,クリスティーン・A.[パデスキー,クリスティーンA.][Padesky,Christine A.]
PhD。臨床心理学者。カリフォルニア州ニューポート・ビーチの認知療法センター所長。カリフォルニア大学アーヴァイン校医学部臨床助教授。共著書が4冊ある。認知療法の革新的指導者、臨床治療者として国際的に知られる
グリーンバーガー,デニス[グリーンバーガー,デニス][Greenberger,Dennis]
PhD。臨床心理学者。カリフォルニア州サンタ・アナの不安うつ治療センター所長。カリフォルニア大学アーヴァイン校医学部臨床助教授。入院患者向け認知療法プログラムの創始者、前責任者。認知療法のトレーニング・ワークショップを主宰
大野裕[オオノユタカ]
1950年生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。85~88年、コーネル大学医学部留学。88年、ペンシルベニア大学医学部留学。精神医学専攻。慶応義塾大学医学部精神神経科講師。日本認知療法学会理事長。医学博士
岩坂彰[イワサカアキラ]
1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。編集者を経て翻訳者に。おもに一般向け教養書を手がける
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