世界一わかりやすいリスクマネジメント集中講座

ニュートン・コンサルティング【監修】/勝俣 良介【著】

オーム社（2017/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 250p／高さ 21cm
• 商品コード 9784274221385
• NDC分類 336
• Cコード C3050

出版社内容情報

これだけは知っておきたい「リスクマネジメント術」を世界一わかりやすい講義形式で学べる！

内容説明

世界一面白く、世界一わかりやすく、世界一短時間で身につく。個人・家庭・組織、すべてに活用できるリスクマネジメントバイブル！

目次

超初級編（リスクマネジメントの迷宮へ、いざ；リスクマネジメントは家庭の成功にも使える！？）
初級編（リスクマネジメントは組織の成功にも使える！？；リスク洗い出しの最強ツール）
中級編（同時複数のリスクマネジメント―ＥＲＭの謎；同時複数のリスクマネジメント―ＥＲＭの攻略）
上級編（中小企業におけるリスクマネジメントの実践；大企業におけるリスクマネジメントの実践；ヤフー・日産グループにおけるリスクマネジメントの実践）
応用編（それでも起きる大事故、なぜなのか！？；それでも起きる想定外、どう立ち向かえばよいのか！？；総括）

著者等紹介

勝俣良介［カツマタリョウスケ］
取締役副社長兼プリンシパルコンサルタント。早稲田大学卒。オックスフォード大学経営学修士（ＭＢＡ）。日本にてＩＴセキュリティスペシャリストとして活躍後、２００１年に渡英しＮｅｗｔｏｎ　ＩＴへ入社。欧州向けセキュリティソリューション部門を立ち上げ、部門長としてＩＳＭＳの構築をはじめとしたセキュリティビジネスを軌道に乗せた。２００６年、現代表取締役社長・副島と共にニュートン・コンサルティングを立ち上げ、取締役副社長に就任。自社サービスの品質管理、新規ソリューション開発を率いる。ＥＲＭ／ＢＣＭ構築、ＩＴガバナンス、ＪＳＯＸ対応、セキュリティ対応など幅広いコンサルティングスキルを有する。ＭＢＣＩ、ＣＲＩＳＣ、ＣＩＳＳＰ、ＣＩＳＡ。ＢＣＩ日本支部理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yo]

【リスクマネジメント超入門】最近災害系にも少し興味が出てきたもので。本書は企業のリスクマネジメント全体を俯瞰し、講義形式でその基本を解説する。リスクとは何か、個人のリスクマネジメントはどんなものか、企業がやるとどうなるか、事例としてヤフーと日産の例が上がり、リスクマネジメントの基本イメージ、考え方、事例を全て網羅できる。リスクアセスメントの具体的な手法は名前を列挙するにとどまるなど、あくまで入門の域を出ないが、それに徹していることですごく読みやすかった。ここを足掛かりに、これからもう何冊か読んでみたい。

2019/02/22

[ブロッコ・リー]

リスクをどうやって認識して、それが顕在化して危機になる前に未然防止するか、危機事象に至ってもソフトランディングするか、そのためにどんなツールを導入するかが書いてある。ここからこの本の真骨頂で導入したツールを如何に活用して、社内の参加者が燃えてリスク管理に取り組むように仕組むことまで書いてある。コンサルが小難し気に語るERMについては、日々のリスク認識や組織でそれを標準目線で評価して対応優先度合いをつけることがその第一歩と取り組みやすく解説されている。初心者男女と先生との対話形式で書かれていて読みやすい。

2020/09/11

[とりもり]

良書。対話形式とか、よくある内容のない入門書のように見えるが、実に内容が濃い。ほぼこの本一冊で、リスクマネジメントの基礎(というか相当応用的な内容まで)が会得できる。実際にどうリスクを洗い出すのかとか、この本だけでは実務対応には難しい面もあるが、そこまでこのコンパクトな一冊に求めるのは酷だろう。とにかく、リスクマネジメントについて勉強したいと思う人は必読。むしろ、この本の後に読むべき適当な本がないのが問題かも。★★★★★

2018/10/28

[kdf girl]

リスクマネジメントをざっと把握できる。突っ込んだ検討はこれから。

2018/07/29

[h t]

リスク管理の基本とか

2018/07/14