出版社内容情報
【解説】
力学的精神療法とは、精神分析的な洞察と理解に重点を置いた「対話療法」のことである。本書はその概念と技法について、実践と結びついた知識を提供するために具体的な臨床上の問題を含む症例を随時取り上げ、初心者にもわかりやすく簡明にまとめあげた臨床家向けの入門書である。精神疾患患者の苦しみや悩みに対する最も有用な治療を捜し求めている臨床家や、研修医・医学生・カウンセラーなどにぜひお薦めしたい一冊。
内容説明
第1章 序;第2章 患者の評価;第3章 初期における治療;第4章 抵抗と防衛;第5章 転移;第6章 逆転移;第7章 夢;第8章 終結;第9章 実地上の問題とその取り扱い;第10章 力動的短期精神療法;第11章 境界性人格障害およびその他の重い性格病理を有する患者の精神療法;第12章 支持的精神療法
目次
99.12.10