河合隼雄のカウンセリング入門―実技指導をとおして

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河合隼雄のカウンセリング入門―実技指導をとおして

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422111964
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

出版社内容情報

【解説】
超初心者から,カウンセリングを教える指導者まで,幅広い人たちに役立つ入門書。カウンセリングのやり方を,実践をとおして直接指導した貴重な記録。ライブの魅力が満載。
【著者略歴】
河合隼雄(かわいはやお)
1928年 兵庫県に生まれる。1952年 京都大学理学部卒業。
1965年 スイスユング研究所よりユング派分析家の資格を取得。
    臨床心理学者。心理療法家。
現在,文化庁長官。京都大学名誉教授。

-主 著-『ユング心理学入門』培風館,1967
     『コンプレックス』岩波書店,1971
     『カウンセリングと人間性』創元社,1975
     『母性社会日本の病理』中央公論社,1976
     『無意識の構造』中央公論社,1977
     『新しい教育と文化の探求』創元社,1978
     『昔話と日本人の心』岩波書店,1982
     『日本人とアイデンティティ』創元社,1984
     『カウンセリングを語る』創元社,1985
     『宗教と科学の接点』岩波書店,1986
     『影の現象学』〔文庫〕講談社,1987
     『明恵 夢を生きる』京都松柏社,1987
     『とりかへばや,男と女』新潮社,1991
     『カウンセリングを考える』創元社,1995
     『子どもと悪』岩波書店,1997
     『河合隼雄のカウンセリング入門』創元社,1998
     『こころと人生』創元社,1999
     『河合隼雄のカウンセリング講座』創元社,2000
      ほか多数。

内容説明

こんなとき、どうしたらいいのか?カウンセリングにおけるさまざまな問題に、河合隼雄が答える。

目次

カウンセリングとは―はじめての人のために(ともかく「聴く」;「聴く」練習―ロールプレイ;さまざまな問題への対処のしかた)
実技指導(学校現場でのカウンセリング;職場でのカウンセリング結婚に関するカウンセリング;精神分析的なカウンセリング)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノードロップ

21
本書は、河合隼雄氏による四天王寺のカウンセリング講座(実技指導)の記録をまとめたもの。河合先生と参加者の皆さん(初心者含む)とのやりとりがメインです。読めば読むほど、カウンセリングの奥深さと、それを方法論として伝えることの難しさを考えさせられます。河合先生のお言葉からは、カウンセラーの逃げや甘えを許さない厳しさと、クライエントが奥底に持つ立ち上がる力を信じる優しさとを両方感じることができました。2021/05/28

ぺったらぺたら子 

19
「聴く」とはどういう事なのか。解決のための答えを出して与える事とは逆で、そうではなく本人の中にある答えを引き出していくための環境を作る事。その為には相手を尊重し、決して判断を挟まずに意見を押し付けない事。整体において野口晴哉は外から「治す」のではなく、飽くまで治癒力を引き出すきっかけを作る事だという姿勢を「生命への礼」と呼んだが、それと同じ考えなのだと思った。会話は勿論、他者との関わり方について非常に学ぶところがあった。カウンセリング自体に興味の無い人にも是非読んで欲しい。ものすごく反省させられるので。2023/10/13

riviere(りびえーる)

15
社会状況の変化によって仕事上色々なことをやらなければならないときがある。そんな時原点に帰るため読む本が何冊かあってその中の1冊。前回読んだのは9年前。今回特に心に残った箇所は「限界」についての論議と「正直であれ(つまり自己一致のことだと思うけど)」そして沈黙の対処について。一般の参加者に向けてカウンセリングとは何かを37歳の河合隼雄氏が一生懸命伝えようとしている。その姿が伝わってきて、伝え方も参考になった。2018/08/18

あこ

14
カウンセリング講座の実技指導を通して語られた内容。カウンセリングは「悩みを正面から悩む」もの。そういう意味では、非常に厳しいもの。聴いてくれるという嬉しさと、だれにも言ったことのないことを言わねばならないという辛さ。◇クライエントの沈黙、それを待つ意味とは…そこから出てくる言葉とは…、沈黙に耐えられずにカウンセラーが尋ねると、どういうことが起こるか…、問題を予測して話を誘導していくとどうなるか…、クライエントの心の外に立っているカウンセラーとは…など、私が気にとめた所山盛り。2014/10/16

roughfractus02

11
カウンセラーには徹底して「聴く」力が求められるという主張は他の本と同じだ。が、本書は学校、職場、結婚、精神分析と4つのケースを設定してカウンセリングの実技指導を行う際に起こりうるカウンセラー能力と自身の心の限界に向き合う場面が詳細に記される。著者はカウンセラーたちとの質疑応答の中で、統合失調症や躁鬱病は専門医に任せることはもちろん、クライエントが悩みを話しつつ自分の考えを整理する過程で、その深みについて行くカウンセラー自身も悩み始めて耐えられなくなる場合も出てくることを、自らの臨床経験から丁寧に例示する。2023/01/11

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