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能動的想像法―内なる魂との対話

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422111612
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

【解説】
ユングの見出した,自らの精神と意識的に対話する方法。深層領域からのメッセージを受取るだけの夢と違って,覚醒時に想像力を用いて行い,癒しと深く関わる創造性を高める。

内容説明

フロイトとの決別の後、ユングは自らの病的体験を癒す方法として、能動的想像法を見出した。無意識から生じたイメージを相手に、それを観察したり対話したりしながら記録してゆくこの方法は、新しい自己発見につながる内界探索の道でもある。本書著者によるその文学的発展「騎士の物語」も紹介。心理療法家必携の書。

目次

第1章 能動的想像法について
第2章 能動的想像法の力と限界(1)
第3章 能動的想像法の力と限界(2)
第4章 文学の新しいジャンルとしての心理神話学
第5章 能動的想像法とストーリィ・ライティング:個性化と芸術
第6章 騎士の物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
無意識と対話する方法「能動的想像法」。ユングが自ら精神的危機をのりこえるために実践し、その有効性を記しながらも、まとまった論考を残さなかった技法。幼いころからの空想癖の延長で、自律的にうごきだすイメージとのコミュニケーションを趣味にしてきたので、心理療法として研究されていたと知って衝撃を受けたのだけど、とにかく日本語で読める著作が少ない。河合隼雄による入門的な総論を付した本書は、ユング派内の探求から、芸術への解放を説く著者独自の提案まで、危険を避けながら想像を深めるコツやヒントが満載で読みごたえがあった。2017/02/10

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